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介護施設向けスマートセンサー マゴノテのご紹介

本事業は公益財団法人 新産業創造研究機構(NIRO)の補助事業として採択されております。


設備の入れ替え不要!安価で始められる入居者管理システム

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「マゴノテ」は、ナースコールや離床センサなどからの通知を束ねて、入居者の状態を一元管理するシステムです。無線タグ技術を活用した徘徊の検知と迅速対応​が可能となっております。IoT用の通信網を採用し​​、通信コストにも配慮しました。操作をシンプルに抑えながら、ナースコールに実用的な機能を付加​​しております。例えば、呼び出し機能だけでなく「誤操作による呼び出しの取り消し」「​​対応開始・完了のボタン操作だけによる報告​」​などの機能を搭載しております。

入所者の状態を一元管理できるサーバ機能

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センサハブから送信されるデータに基づき、各種通知を行います。画面構成はシンプルにし、操作しやすい設計​となっております。導入施設の管理者やサービス提供企業側からも遠隔操作で設定変更ができるように考慮​しております。


開発の背景

総務省などの推計によれば、今後5年程度で「高齢者の急増」から「現役世代の急減」に人口動態の局面変化が起こることが予想されています。このため、2025 年以降に顕在化する現役世代の人口急減という新たな課題への対応が必要になります。医療・介護サービスの観点では、労働力の制約が強まる中でのサービス水準の維持が重要課題であり、テクノロジーの活用等による医療介護サービスの生産性向上を通じて、2040 年の時点において求められる水準の確保が目標とされています。

ここで言う「生産性」とは、サービス産出に要するマンパワー投入量であり、特別養護老人ホームでは、平均して入所者 2 人に対し介護職員等が 1 人程度の配置となっていますが、ICT 等の活用により 2.7 人に対し 11人程度の配置で運営を行う実例も存在します。この政策方針を反映し、介護現場革新会議が作成した介護サービス利用者と介護現場のための「介護現場革新 基本方針」には、「ロボット・センサー、ICTの活用」が第 2の施策として組み込まれています。当社では、このような課題に対応したシステムを「介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン」を参考に製品化する事を企画しました。

導入のメリット

1.センサハブの導入にあたり、既存の機器の入れ替えは必要ありません。

ただし既存押しボタンなどに小規模な改造や調整をお願いさせていただくことがございます。

2.もしご満足いただけなかった場合でも、導入前の状態に戻すことができます。

ただし原状回復にあたっては使用に差し支えない程度の改修痕が残ることがございます。

3.スイッチ式の機器であれば、ナースコールや離床センサー以外でも、メーカー問わず通知を束ねることができます。

詳細はご相談くださいませ。

計画・検討中の機能

・温度・湿度など、スイッチタイプ以外の新たなセンシング対象の拡充
・無線LANやBluetoothを活用した複数子機センサハブの制御(開発中)​
・複数設定の格納・呼び出し​
・堅牢化・防滴仕様化・長寿命化​
・スケジュール稼働(夜間静音・表示光度調整)​
・遠隔メンテナンスの充実
・画面デザインの洗練 ​
・ショートメッセージなどによる利用者への緊急通知​
・介護職員の勤怠管理​
・在宅介護のための機能強化(計画中)
・介護職員間の情報交換​
・他の介護系システムとの連携

ご希望がございましたらお気軽にご相談ください。

設置・動作環境

・サーバ画面:Windows 10上で動作するChromeブラウザ、Edgeブラウザなど一般的なWebブラウザが使える環境をご用意ください。
・センサハブ:電源100V、著しい電源変動・高温・多湿・などに晒されない場所に設置をお願い致します。
・通信環境:モバイル通信を利用するので、弊社センサハブが通信可能なキャリアのサービスエリアであることが必要です。

Q&A

Q.在宅介護でも利用可能ですか?
A.可能とするよう計画中でございます。

Q.施設が大きいのですが、全体をカバーすることはできますか?
A.可能でございます。施設の大小を問わずお使いいただけます。

Q.認知症など症状の重い入居者に対してのみ使いたいのですが…
A.一部の入居者を対象にすることも可能でございます。

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お問い合わせについて

お問い合わせは下記にてお願い致します。

Eメール:info@cink-j.com
TEL:078-414-8333

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※本資料中の画面や商品写真は開発中のものです。また、予告なくデザインや機能を変更する場合があります。

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