かろやかパンケーキ
パンケーキはパンケーキでも、パンケーキレンズ。
GW前半に XF27mm F2.8 R WR をレンタルしてみたお話です。
レンタルしてみた
普段愛用しているXF23mmF1.4R、写りも見た目も文句なしだけど、撮影目的じゃないお出かけで持って出るには少々億劫な大きさ・重さで、かといってカメラを持っていかないと後悔することも多かったので、パンケーキレンズが欲しいなと常々思っておりました。
基本はXF23mmF1.4R一本で、望遠が欲しいときにはXF60mmをプラス。気軽なお出かけにはパンケーキ……完璧な使い分けじゃん。レンズシステム完成じゃん。わたしの使い方だと焦点距離18mmは広すぎるからXF27mmがよさそうじゃん。……等々。
ボーナス支給予定月も近づいて本格的に購入を検討していたのですが、レビューを見ると気になる記述がちらほらとあり……どうしようかと悩んだ末に、実際に使ってみるっきゃないと思い至ってRentioで借りてみました。
ちなみに3泊4日で6000円也。
いやあすごいですね、金曜の昼に注文して翌日土曜の午前中にはもう届くんだから。配送業者の方も、GWにありがとうございました。
「テーブルフォトには向かない」って本当?
レビューで見かけた気になる記述というのが「最短撮影距離が34mmと長く、寄れないので料理撮影には向かない」というもの。外出先の美味しいゴハン撮りたくて買うようなものなのでこれは困ります。
なので早速試してみたのがこちら。なんだ! 全然いけるじゃないか!
のけぞらずとも、ちょっとカメラを引くかお皿を奥に寄せるかすれば、椅子に座ったままでカレーの大皿もきちんと写せる。常用してるXF23mmF1.4Rと同じ撮影倍率(0.1倍)なので、同じ感覚で撮れてかなりやりやすかったです。
「ランチセットや定食全体を撮りたい」「同行者と自分の料理、両方を画面に収めたい」というのは確かにキツいので、料理に向かないという評が出るのもわかりますが、わたしの使い方なら全く問題ナシ。
ここは大きな懸念点だったので、実際に使って不安が消せてよかった!
カフェで撮った写真も貼っておきます。
ここはテーブルとの距離が長めのソファー席だったので参考程度に。
使ってみた感想
普段ちょっと大きめのレンズを常用しているので、パンケーキの身軽さはかなり新鮮でした。X-S10との見た目・操作性の馴染みもよくて、実際使ってみてかなり欲しくなってしまった。
こんなに薄いのに絞りリングあるのが本当に嬉しい。回しにくさも感じなかった。薄いぶんつけ外し時にうっかり絞りリング掴んじゃってアレッと思うこともありましたが、これはまあしょうがない。
写りの良し悪しは例のごとくよくわからんのですが、普段使っているレンズたちと比べるとコントラストが強く、色も濃くはっきり写るかな?
あと当たり前ですがボケ量はかなり違う。開放でもディティールが分かる程度のボケぐあいで、旅行先ならむしろちょうどいいのでは。
結論:ボーナス出たら買うぞ~!
X-T50次第では後回しになるかもしれないけれど! もしかしたらそもそも出ないかもしれないけれど……!