アーティゾン美術館 およびその周辺のスナップ(2023/7/15)
7/15にアーティゾン美術館の「ABSTRACTION 抽象絵画の学生と展開」展を観に行った際の、館内と周辺のスナップです。
(機材はFUJIFILM X-S10+XF35mmF1.4Rです)
展示自体も、絵自体がうごめいているようなイキイキした筆致のクプカ作品や、計算されて尽くした緻密さと形と色の純粋な楽しさが共存したオノサト・トシノブの「朱の丸」など、印象に残る作品がたくさんあって良かったんだけど、建物内の空間が心地よくて、そちらのほうが印象に残っています。
東京駅の地下街からの登り口で一枚。
モノトーンと緑の取り合わせが好き。地下鉄に縁のない田舎ぐらしなもので、こうい地下から空を見上げる構図が物珍しくついつい惹かれてしまう。
アーティゾン美術館には初めて訪れたのですが、シックでかっこいい建物に鮮やかなキービジュアルが映えててよかった。エテルナで撮ったからくすんじゃってますが……。
屋内の空間も素敵でした。
吹き抜けからロビーを見下ろしてパチリ。もう少し左に寄せて、白黒の人物を対比させるように撮れたらもっと収まりよかったかもしれない。
これはモードダイヤルがマニュアルになってるのに気づかず撮れちゃったショット。失敗写真なんだけど、オブジェの線の感じが面白くてちょっと好き。
こちらはクリスチャン・ダニエル・ラウホの「勝利の女神」像
無機質なガラス格子と優美な古典彫刻の取り合わせがいいなと思ってパチリ。(さっきからパチリと書いてますが実際はちゃんと電子シャッターで音を消して撮影していますよ。)
隣は絶賛建設工事中で、タワークレーンほか数々の重機の稼働するさまがかぶりつきで拝めて、でっかい建設機械好きには眼福でした。何が建つんだろう?
展示室外側の廊下。
こんな何気ない空間がハッとするほど美しくて、しみじみいい美術館だなあと。
カフェでいただいたクナーファ。中東のお菓子だそうですが甘さはかなり抑えめにアレンジされています。
鳥の巣のように細かな生地のパリパリ感が楽しい。アイスとチーズとクリーミーな味わいの中にピスタチオの塩気がアクセントとして効いていました。
コールドブリューコーヒーと合う合う。でもバカ高い!
グッズはポストカード以外買わないようにしていたんですが、カンディンスキー「自らが輝く」のキーホルダーがあまりにかわいくて、抗えなかった……。
仕事カバンにつけてます。見るたびに少し気分があがる!
美術館を出て、帰りの高速バスの時間までしばし散策。
この優美なキリンの像、前にも見たことあるけどとっても素敵。
おみやげを買いに入った高島屋ではこんなかわいい店員さんがそちこちに展示されていて、思わず頬が緩みました。
夕食は八重洲地下街のエリックサウスでいただきました😋
せっかくエリックサウスに来たのだからマサラプレートかビリヤニか……と思ったけれど、ライタが苦手なので無難にカレープレートをチョイス。
野菜の甘さたっぷりの野菜カレーがびっくりするほど美味しかった!
そんなこんなでこの日のスナップ記はおしまい。
東京ステーションギャラリーの「甲斐荘楠音」展にもお邪魔したので、そちらの記事もそのうち書きたいな。書きたいことが多すぎてなかなかまとまらない……。