就活とモラトリアムについて

就活はその後の人生を大きく決める。そんな願望を強く持っていた。
なぜ短い間で偶々出会ったもので、人生を左右させられなければいけないのだろう。

向いていない方面で「無能」とされ、興味のない仕事に文句を言う。ほとんどの大人がこんな風に見えた。何も考えずに就職していく同期を憐れむ気持ちすらあった。ほんとはみんなちゃんとしてるってことを見ないように、自分を傷つけないようにしていた。

自分に自信を持てなくて、誰かに認められたかった。自分はうまく生きれると思っていたのに、思えば遠くへ来てしまった。
鬱々としたある夜、消えてしまいたいと思ってしまった。それがとても悔しかった。

思い返すと、これまでの人生嫌なことからひたすら逃げ続けてきた。困難に向き合った経験が圧倒的に不足している。一度喧嘩した恋人と元通りに修復できたことがない。

社会にいきなり放り出されるのが怖い
働かなくてもいきていきたいな

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