株価純資産倍率(PBR)ってなに?
こんにちは!
Kです。
本日は株について。
ではいきましょう。
株価純資産倍率とは
株価が1株当たりの純資産の何倍まで買われているか、すなわち1株当たり純資産の何倍の値段が付けられているかを見て、割高かどうかを判断するための投資尺度です。
異なる業種だとPBRの相場が大きく異なるため、同業他社やその会社の過去と比較することが多いです。
PBRの基準値
一般に、1.0より低ければ割安と言われることが多いです。
その理由は以下です。
まず、純資産(株主資本)とは、その会社が持っている資産総額から負債総額を引いた金額のこと。
つまり、「会社がいますぐ解散して、持っている資産をすべて売却し、負債をすべて返済した場合に残るお金」を指します。
会社が解散した後に残ったお金は株式数に応じて株主にすべて分配されます。
そのため、一株あたりの純資産とは、「会社解散時の株主の一株当たりの取り分」ということです。
具体例があると考えやすいので、以下に例を示します。
(このサイトめちゃめちゃわかりやすく大変助かりました。ありがとうございます!)
つまり、例の場合、1より低い0.9倍なので、3万円得するということですね!
しかし一方で、
あまりにもPBRが低い場合、将来の業績に不安がもたれているなど、悪材料が潜んでいる可能性もあります。
PBRが1より高いのは、これから利益を出して1株当たりの純資産を増やしていくだろうと思われている可能性もあるので、判断が難しいところですね!
参考として、
楽天証券サイトにて、現在のトヨタ自動車のPBRを調べてみました。
1.01倍!
スクリーニング機能
ちなみにですが、
好景気の時は業績重視でPER、不況時には倒産リスクを意識してPBR、というように、
市況によって判断するポイントが違うようです。
その場合に使うと便利なのが、「スクリーニング機能」。
各証券サイトで公開されているそうなので、
使ってみましょう!
いくつかの指標を選んで検索することで、条件に見合った銘柄の一覧が表示されるそうです!
本日は以上です!
ではまた明日!
[参考文献]
初めてでもわかりやすい用語集 PBR
PBRとは何か。資産を守るために知っておくべき「割高」の指標
書籍「漫画でわかる最強の株入門」
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