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「Save Our Local CinemasTシャツ」を着てミニシアターに行くと、ちょっといいことがあった話

 緊急事態宣言発令前日に立ち上がった、関西の13館の映画館(京都みなみ会館、元町映画館、シネ・ヌーヴォ、神戸映画資料館、出町座、宝塚シネ・ピピア、パルシネマしんこうえん、豊岡劇場、第七藝術劇場、シアターセブン、京都シネマ、福知山シネマ、舞鶴八千代館)が参加の「Save our local Cinemaプロジェクト」。Tシャツ(希望者は寄付も)を買って、関西ミニシアターを支援するプロジェクトは1週間限定だったにも関わらず、大反響を呼んだ。私も、ニュース記事をアップしてからすぐに購入し、元町映画館をスタートに、第七藝術劇場、シネ・ピピアと営業再開後に足を運ぶ時は、常に着用している。井浦新さんや、先日はホドロフスキー降臨のトークショーで通訳をされた比嘉世津子さんも着用されていて、多くの映画人の方にも支援いただいていることが嬉しくなる。

 今日は現在開催中の復活企画「バック トゥ ザ ナナゲイ」よりエミール・クストリッツァ監督の『アンダーグラウンド』をぜひ観なければ!ということで、大阪・十三の第七藝術劇場(ナナゲイ)へ。先週末は同企画の『止められるか、俺たちを』他で豪華ゲストによるリモート舞台挨拶が行われ、満席の大盛況だったばかり。インスタグラムで「Tシャツを着て来場いただくと、スタッフが喜びます」とも書いていたので、ここでもまたSALCTシャツで。今まで行ったミニシアターの中で、初めて検温され、チケットを購入すると、「Tシャツ、ご支援ありがとうございます」と、チケット、注意書きの紙と共に渡されたのは、チェルシー。そう「あなたにも、チェルシーあげたい」というあの森永製菓のチェルシーだ。言葉だけでも十分にうれしいけれど、大阪の文化とも言える飴ちゃんコミュニケーションに、思わず顔がほころぶ。こちらこそ「再開おめでとうございます!」そして、最新作『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』で映画館再開をした後に、これぞ映画の傑作『アンダーグラウンド』を観ることができて、外は梅雨入りの雨でも、心の中は大いに満たされた。

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参加した全13館のロゴに、ハートで「and you」の文字が。現在白地に黒文字の映画館販売バージョンも絶賛発売中。もちろん売り上げは各館の支援に当てられます。

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