オレンジの蝶

今年の夏はオレンジの蝶をやたらと見た。見たことある？
随分と前にタロット占いで、オレンジの蝶を見るかもと言われて、(オレンジの蝶なんていないよ…)って思ってた。まさかの存在してた。
スピリチュアルな意味としては、今がチャンスだから自由に行動して とか運命の出会いや人間関係を意味するらしい

初めて出会ったのは友達とカフェでお茶して大学へ戻る帰り道、一緒の日傘に入った真夏日
私たちの前に一匹のオレンジが通り過ぎて、瞬時に思い出した なにが起こるかはわからないけど、良いことがこれからあるのだとわかった

それから今年の夏は気づいたらたくさん蝶を見ていて、今まで見かけたことなかった場所でも見るようになって、絶対なにかあるのだと確信した
真夏の太陽って蝶みたい 眩しくて直視できない光

秋とは思えない少し暑い日 秋色に染まった紅葉を見た
オレンジを見ながら体温が高いあの子と手を繋いだあの瞬間は夏の延長線だと錯覚した

夏 通過しない 過去は過去のタスクとして消えていくのに、忘れないものはきっと本物なんだと思う
紅葉って蝶みたい 儚く美しく導かれていく

気づけばこの頃にはいくつものチャンスやご縁があって、自分自身も変わっていくのを感じていた。

オレンジの蝶に呼ばれて、儚い水色から這い上がってピンクを纏い、私の過去を憧れをリバイバルする。いつかまた戻って今の私を肯定できるように今はこのフェーズを楽しみたい。