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こいけけいこ
2022年5月25日 22:27
初期の映画で有名なエピソードがある。リュミエール兄弟の『ラ・シオタ駅への列車の到着』(1895)の上映の際、列車が自分の方に向かってくるのを見た観客が、驚いて逃げ出したというものだ。こういう逸話って、大げさに繰り返されて、尾ひれがついているだろうから本当かどうかは怪しいが、映画と鉄道の相性のよさを語るにはちょうどいいエピソードだと思う。19世紀の半ばから各国でどんどん建設が進められた鉄道は