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記憶喪失

先日の美容室でのエピソード。

「最後にパーマかけたのいつですか?」
「こないだ来られたのいつでしたっけ?」

美容室に行くと大抵聞かれるこうした類の質問に、私はこれまで一度も正確に答えられたためしがない。時間をかければ思い出せるとかのレベルではなく、頭の中からキレイさっぱり消え去っている。

なので先日、東京に越してきてからお世話になっている美容室で冒頭の質問をされ、いつものように考えるふりをして適当に答えたら、「もしかして過去の記憶ない人ですか?」とずばり指摘されて驚いた。

誤魔化していることがバレたことにも、それを「記憶がない人」と表現されたことにも。そこから幼少期の記憶がないという話になった。美容師さんもどうやら「昔の記憶がない」人らしい。

(ちなみに私は幼少期に限らず、過去を時系列で記憶することができない。「こないだ会ったのいつだっけ?」「去年の今頃何してた?」等の質問も毎回鉛筆を転がして適当に答えている。)

指摘されて改めて幼少期の記憶を辿ってみると、場面場面は思い出せるものの、動画で思い出すことは不可能。場面場面の記憶でさえ、大人になってから昔のアルバムを見て上書きした記憶の縫合わせのような気がする。

何年の何月に何があって、とか、何歳のときに何があって、という思い出話をスラスラできる人を見るたびに、記憶力の良い人だなぁと思っていたけど、美容師さんのリサーチによると動画で再生できる人の方が一般的のよう。

記憶力説、トラウマ説、他人軸だった説、などなど二人で色々理由を考えてみたものの、これといって共通項は見つからなかった。

その代わり、一日が一日毎にリセットされる感覚(ストレスを翌日に持ち越すということがない)、常に頭の中がスッキリしている状態(最新状態にアップデートされてる)などマイナス面よりもプラス面の方が多いよね、という感覚は共通していた。

昨日夫と YouTube でナオキマンさんの動画を見ていたら、「全てのものは振動していて、固有の振動数(ヘルツ)を持っているんですよ。その中には地球が始まって以来全ての情報が記録されている振動数があって、そこに共振することができればあらゆる情報にアクセスできると言われています。」といった内容のお話をされていた。

これはスピリチュアルの世界でいう「アカシックレコード」に当たると思うんだけど、私や美容師さんのように過去の記憶を保持しないタイプの人たちは、脳のメモリ容量をできるだけ空っぽにしておくべく、こうした地球のクラウドサービス?を無意識に使っているのかもしれない。

ぼーっとリラックスしている時や無心で絵を描いている時など、思考を経由せずにアイディアや言葉がふと降りてくる瞬間は、アカシックコードまで到達せずとも、誰でも自分の外にある高い振動数の領域から情報をキャッチしている。アートやチャネリングなどもその一種と言える。

地球という惑星自体の振動数が上昇しているので、情報やエネルギーなど、目に見えないものを活用していく時代の流れは必須。(目に見えるもの・物理次元の振動数は低い領域にある。)

身体の外にも世界は広がっているんだなーと認識するだけでも意識野は広がるので、なんとなく身体がふわっと軽くなるような感覚がしたら、そこはもう5次元領域の入り口です。

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