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ことばのてがみ

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短い短いことばのてがみ。 折りたたんで、ポケットに入れて、 時々ひらいて読んでみる。
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2021年1月の記事一覧

たまには

ぜんぶ

星のせいに

してみても

良い気がする

梓
3年前
2

怖れのさなか

私は

青空の先の

宇宙を見ていた

音のない記憶

梓
3年前
1

今までも

頑張って努力して

幸せの未来を追い求めてきたはず

それでも今が幸せでないのだとしたら

何かが違っていると思いませんか

梓
3年前

自分をさらけ出す勇気のない人に

挑戦する勇気のない人に

人の弱さを嗤う権利など

あるのだろうか

梓
3年前
1

否定してきた生き方も

理想とする生き方も

どちらかを選ぶのではなく

どちらも楽しめる自分で

ありたいのだと思う

梓
3年前
1

同じような顔をしてる

同じような背や声がある

知りたいと思うには

全部違うと知ることだ


星野源『くせのうた』

梓
3年前
1

キライな人を 許せない人を 嫌いなまま 信じてみようと 思った

言葉のない夜

夜明けの空と地の間

一縷の希望が

世界を包み始める

梓
3年前

さっきまで

全てを許してしまえるような

全てを愛してしまえるような

温かな海原を

泳いでいた気がする朝

梓
3年前
2

人違いから始まった縁

勘違いからできた詩

すれ違いから生まれた愛情。

かけ違いだらけの歯車が

奇跡的にかみ合うこの世界に

本当のあやまちなど

きっと存在しないのだろう

梓
3年前

どうせなら

あらゆる経験を

自分の役に

立ててしまいたい

梓
3年前
1

自分の中にある

子どもが描くような

素直な夢

丁寧に

向き合ってみる

梓
3年前

本当は何がしたい?

どこに向かっている?

時に立ちどまり

自分に問うことは

怠らずにいたいと思う

梓
3年前
1

寒いことが、 人の気持ちを暖めるんだ。 離れていることが、 人と人とを近づけるんだ。 『旅をする木』星野道夫