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バンクーバー島でグランピング

念願だったグランピングに行ってきました!
バンクーバー島のやや北寄り、Courtenayという町の郊外にある、Smith Lake Farmというグランピングサイトです。
キャンプに行きたいけれど、テントもないしキャンプ用品も持っていないのでグランピングは好都合。

湖のほとりにある広大な農場の中に6つののグランピングテントがある
夜明け前。とても静か
空が見えるテント
テントの中にベッドがあって椅子やソファなどもあり
初めて自分たちでBBQをやってみた

グランピング、少し贅沢なキャンプといったところ。
ただし、水道も電気もないところに泊まるのは、正直初めて。
テントに泊まるのも中学校のキャンプ以来だ。
各テントには、専用のキッチンと屋外トイレがついているのだが、キッチンのグリルは小さくて焼肉などはできそうもない。
シェアキッチンには水道や大きなBBQがあるので、そこで念願の外で焼肉
(日本人からみたら本当のバーベキュー)をやってみた。

とりあえず、人(雇用主一家など)がBBQやってるのは見たことあるけど、自分で使うのは初めて。点火の仕方からまず、わからない。
オーナーにヘルプの電話をかけ、オーナーのお父さんがバギーのような乗り物に乗って点火をしにやってきた。
どうやら、自動点火装置が調子悪いときはチャッカマンで点けなければならないらしいが、意外とちゃんと点火できた。

息子は学校の授業(Outdoor education)で屋外調理や後片付けなどを学んでいた。なので、消化器を準備するなど手際が良い。

SUPやカヌーなど無料で楽しめる

敷地内の湖には2箇所のアクセスがあり、自由に泳いだりSUPで遊んだりできる。息子にとっては、カナダで初めてのSUP。貸切状態で、色々楽しんでいいました。湖には、巨大なオタマジャクシ。"Bullfrog" ウシガエルがいるそうです。

夜は星が見えてとてもロマンチック

流星が見えるかと期待したのですが、月夜で意外と明るい。
息子と母はさっさと寝てしまい、一人で外に出るのも怖いので星空を見るのは諦めました。本当にみんなノリが悪い。

キャンプファイヤーも初めて。庭に一つ欲しいんだが、プロパンが怖い

わたしは焚き火が大好きなので、ずっと点けていても良かったのだが、息子も母も火に興味はないらしい・・・

朝、サウナ

宿泊客は、無料でサウナを楽しめるのだが・・・
母は目が充血しているからと、サウナは拒否・・・
このバブルサウナ、初体験だったのだが、ドライサウナなのでそんなに暑くない。まあ、暖かくて良かったかなって感じ。

シェアできるBBQ、キッチン、食事スペース。

屋根付きの大きな建物(集会場的な)があって、そこで食事などもできる。
他の客は、調理をしないのか自分たちのテントでやるのか、BBQは貸切状態。メインランドから来たという家族連れのお父さん、ここのグランピングやIslandの自然にいたく感動したそうで、幸せオーラで輝いてました。

各グランピングサイトに備え付けのキッチンテント。飲水、グリルなどあり。
朝は、ここでサンドイッチとスープなどを作って食べた。
あるグランピングサイト
各テントにはOuthouseという、ぼっとんといれがある。うちのサイトのトイレに屋根がなかった・・・周囲はヤブに囲まれている。

本当に、森に囲まれたグランピングで、車を停めたところからテントまで10m以上歩かなければならず、足元がおぼつかない母にはちょっと微妙だったかも。テントからトイレまでも10mくらい距離がある。道路から湖までも数十メートル歩かねばならず、農場内の移動は常に車。平らな道でも、小さな石ころなどにひっかかりそうで目離しできない。隣のテントまでは距離があって見えないから、とても静かな雰囲気。

ただ、とてもロマンチックな場所だったので、ぼっとんトイレさえ平気ならおすすめだ。

■ Smith Lake Farmのwebsite

クマなどの野生動物がいるので、ゴミ出しなどには厳しい決まりがあったけれど、動物は鳥以外はうさぎとカワウソを一匹ずつみたのみ。もうちょっと何か動物に出会いたかったなぁ・・・

二日目からは天気が下り坂。夜は雷がなったり雨が降ったりした。テントに降雨は結構音が大きくて響く。
まあそれはそれで、面白い。テントなので当然エアコンはなく、真夏は相当暑いであろう。日中は暑くて窓を開けたのだが、夜は涼しくて窓を閉めなければならなかった。

サバイバルではないけれど、考古学の合宿調査の際にはよく外でバーベキューをしたものだ。外で焼き物をするのが好きすぎて、1人用のバーベキューを持って札幌の公園の河川敷で一人焼肉をやって一杯やったこともある。

異常気象による乾燥がひどいため、Fire restrictionが厳しくてとても外で炭火焼きをするようなムードはない。そろそろ秋になってきたから何か面白いことはできないか考え始めている。


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