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働いても働いてなくても給料がもらえる謎のStatutory Holiday

Statutory Holidayという祝日があります。これはNew Year's dayとかLabour Dayなどで年間11日あります。

その日は、働いても働いてなくても給料がもらえる奇妙な日です。

奇妙だけどラッキーですよね。

その日働くと、時給が1.5倍になることは知っていました。でもある時給与明細を確認していたら、働いた分の時間プラス丸々8時間分の賃金がでていました。それは何かの間違いでは?と思って聞いたら何も間違ってないんだという。

例えば、時給32ドルでしたら1.5倍の48ドルの8時間分。
さらに働いても働かなくてももらえる32ドル×8時間分。
すると、1日の賃金が640ドルになります。

時給80ドル?
日給の間違いでは?
となりますよね。

日本なら日給1万円とかありますよね。

今回、新しいアカウンタントの人が給与計算をすごく間違ってたみたいで、各自で給与明細を確認してほしいと言われ、よくよく見てやっぱ不思議なのでBC州のウェブサイトを再確認してみたら、やっぱり働いても働かなくてももらえるとはっきり書いてある。

ちなみに私は基本的に土日祝日働いているので、Statutory の割増分はいつももらってます。他の同僚は基本Statutory Holidayに働かないのですが、働いてなくても賃金は貰ってることになります。

働いてないのに、もらえるのかよー!ずるいぞ!
となりますけど、私はさらに1.5倍分もらっているので1日働くことで、2.5日分の給料がもらえる。

ちなみに規定を満たしていれば、アルバイトでももらえるそうですよ。

だから、お店とか祝日はやってないのかな?従業員に払う給料が売り上げよりも多い気がする。

その謎の給与の仕組み、長年土日祝日年末年始関係なくサービス業で働いてきたので違和感がすごい。大昔は、年末年始働いたらデパートでも病院でも特別に手当が出たようです。今はない。土日に働いても賃金は同じです。家族のいる人は行事とか子供と過ごす時間を確保するために、週末休みたいので独身のスタッフが土日働くことが多かったです。でも、週末手当などはなかった。私は息子のサッカーの試合の引率や審判をしていましたから、土日の休みが欲しかったけど、希望を出しにくかったなぁ・・・独身でもやっぱり、土日に休みたい人もいたわけでやっぱり土日に手当を出したほうがフェアだったのかも。なんて今となっては考えます。

カナダがすごいのか、日本が間違ってるのか?
とにかく欧米と日本とでは、週末や休日の重みが全然違う。
きっと、神様が安息日に働いてはいけないって言ったからみんなそれを守ってるのかも。

ちなみに、アカウンタントが給与計算よく間違ってるって初めて知りました。労働時間はアプリで自動的に計算されるので、あとは会計ソフトかなんかに入れるだけじゃないのかな?そういうこともカナダあるあるなんでしょうね。

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