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ついに撮れた決定的瞬間

Vancouver Islandは製材所(sawmill)が多く、材木運搬の車が行き交っています。
海も然り。
毎日のように、Logging運搬船が目の前の海で、材木をどさーっと海に投げ落とし、製材所までプカプカ運んでいきます。これが、大迫力なのですが、なんせ重力に任せて海に滑り下ろすので、いつその瞬間が起きるかわかりません。
ここに、長年住んでいる人さえ、決定的瞬間を見ることは、めったに無いといいます。

そんなある日、暖かい春の朝、ついに撮影に成功!

わざわざビーチのそばまで行って、待つこと30分。たまたま通りがかった数人の見物人と一緒にビデオに収めました。運搬船が近づいてから、Unloadが始まるまでは1〜2時間かかるため、
「あっ!Loggingが来てるよ!」
と船が来ているところまではみんな気づくのですが、決定的瞬間は見逃してしまいます。

この、いつ海に落ちるのかわからない、というのんびりさがまさにカナダ的な感じです。木材は集められ、ボートに引かれてトランスファービーチなどに運搬されます。

島のあちこちで、海に浮かぶ丸太を見るんですが、その後どうなるのかはよくわかりません。木材の一部は世界中に運ばれ、日本にも行くといいます。

海に浮かんだ木材を集める船。海に投げ出されるまでひたすら待っています。

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