見出し画像

カナダ人は4人に1人が障害者

先日、知的障害者向けの音楽イベントに参加していた時のこと。そういえば、ここにはFirst Nationが全然いないなーと思った。

先住民には障害者が多いイメージだったんだが、障害者関連のイベントでも滅多に見かけない。これって、実は障害があっても支援が受けられてないとか?
参加者たち(ほとんどが知的障害でだいぶ重い人が多い)のケアギバーと話をすると、近隣の市からわざわざデイケアのスタッフがバスで送迎しているのだとか。個人で来ている人もいるが、だいたいグループホームのスタッフが連れてきている。

もともと白人以外の住人が少ない地域ではあるが、教会のある土地の周囲は先住民の居住区である。先住民人口が多い土地なのだ。
カナダの障害者に対する支援はとても手厚くて、私もそのおかげでカナダで暮らしていけるのだが、じゃあいったい障害者ってどのくらいいるの?
年間の補助金、すごい金額だけど・・・

なんと、15歳以上のカナダ人の27%が、日常活動を制限する1つ以上の障害を抱えているんだって。

ちなみに、先住民だと30%だそうです。支援が得られにくい点は問題となっていました。

しかし、高齢化によって障害を抱えるっていうのならわかるんだけど、若い人の精神障害の割合が増えているそうですよ。
カナダ人っていうのが、市民権持ってる人だけなのか永住者や一時滞在者も含むのかはわからないのだけど、すごい割合だな、とびっくりしたのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?