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Welcome to Canada!

1時間以上前に行って情報収集。申し送り前に、点滴詰め始める。午前中、点滴回りながら検査準備、手術準備、合間に入院患者取る。時々緊急入院も。点滴つなごうとしたら点滴の針が入らない、手術の患者のルートが取れない、針入ってるとこが腫れたetc。午前中に7件ルートとったこともある。入院来たら、入院処理、午後一手術患者の食事の変更、合間に下の世話をして、急変あったり、患者が薬紛失したり、ドクターの指示受けしたり、検査や手術のお迎え行ったり、休憩時間になっても休憩入れず、リーダーやったらドクターの指示受けで休憩中もうかうか休んでられず、清拭やって、入浴介助やって、検査後、術後の指導して、難病患者の疾患指導して、患者の状態に変化があったら看護計画を立て直し、午後イチは、入院・褥瘡・転倒転落・退院・退院支援のカンファレンスやって、家族支援やケースカンファやって、午後の点滴つないで、さてようやく記録書けると思ったら、モンスターペイシェントの対応しなきゃとか。新人の指導、学生の指導、業務終了間際の17:00に検査や手術が終わり迎えに行き、夜勤へ申し送り、委員会や、なんとか会議や、研修会やてんやわんやで、終わるのが20時とか。記録書き始めるのが、17:30ということもザラ。
17:00に上がれるのって、休日とか年末年始くらいかな。しかも、残業など最初の3年はついたことがない。
休日は、看護研究や業務改善etc、講義用資料作成に費やし、もちろん手当等なし。

それが当たり前と思ってた。
今思えば、業務中に雑談する暇なかったし、患者さんともほとんど話できなかったなぁ・・・

私が退職する1年ほど前、若手の男性主任が、申し送りをやめよう、情報収集は始業時間開始後に行うと言い出した。とてもびっくりしたが今思えば当然のことだった。記録も簡素化されて、変化がなければ毎日SOAP記録を書かなくても良くなった。
看護の世界では、何十年も前から情報収集は始業前があたりまえ、始業開始と同時にすぐ動けるように準備しなさいと言われてきた。私は昔の人間なので、当然だと思ってたが、度を越すと長時間労働のBurn out。

カナダも看護師不足で大変なことになってるけど、全員が大変な日本とはだいぶ違うな。
もう、日本には戻れないなぁ。

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