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Grade9の学習内容とレベル

Secondary2年目の息子。相変わらず家で勉強している様子はない。
新学期が始まって2ヶ月目。

Humanity9:国語と道徳の中間みたいな科目。教材はTouching spirit bear。
1日1Chapterぐらい進む。試しに読んでみると、文学的表現が多く、First Nationの習慣など馴染みのない状況も出てくるので、英検準2級レベルの息子には少し難しい内容だ。ただ、教材としてよく使われるらしく、ネット上に解説サイトがある。私も、Circle Justiceとか意味わからなかったので、解説やgoogle翻訳使ってぱぱっと読んでみる。直訳すると「感動のスピリットベア」という日本語訳になるのでちょっとおもしろい。日本語版のタイトルは「スピリットベアに触れた島」なるほど。touchingは感動ではなくて、触れるほうだったのか。内容は、いかにも道徳の教科書っぽいのと、先住民の習慣を取り入れたカナダらしいものだ。授業は、読解とサマリーの課題などが出ている。この本の内容はGrade6-8レベルとある。日本人には英検1級レベル程度のようだ。

教科担当の先生が、次の教材はもっと英語が難しくなるので、難しすぎてかえって英語の勉強にならないから、Internationalのクラスに移ってはどうかと言ってくれたらしい。InternationalはGrade10-12しかないと聞いていたのだが、Vancouverでは、Grade8-12まで全部同じELLクラスだったので問題ないだろう。

Science9:Biology
 細胞分裂や遺伝子異常についてやってたようだ。教科書はなく、Youtubeや先生の示した資料を見て、グループワークをしたり課題を提出したりする。
"BIOLOGY SUMMATIVE ASSIGNMENT- Genetic disorders/karyotypes"
日本の高校生物の内容のような気がする。assignment単元テストがあったが、テスト勉強をするのを忘れた(か、する気がなかったのか)40問中半分しか取れなかったらしい。しかし、隣りに座ってる子が「ヤッター半分もできた!」と言ってたので、どうなんだろう?と。ポジティブに捉えるべきなのか・・・
そして、来週からMatterが始まるのだがどうやら化学の分野のようだ。ここからは、予習必須だと思われる。

Media Arts 10-11-12
 なぜか、上の学年のクラスに入れられている。Photo ShopやIllustratorで作品を作る。ソフトが英語なのでなかなか難しいと言っていたが、先生が丁寧に教えてくれるので課題は提出できている。画像ソフトを使いこなせると色々便利なので、こういう授業は歓迎だ。逆に、日本と違って音楽や美術の授業はないようだ。日本では音楽や工作は得意だったのだが・・・残念

Career Education9:キャリアについて学ぶ。オンラインクラスのみ
 なかなか始まらないなーと思ってたら、Invitationが来た時点ですでに最初の課題の提出期限が切れていたらしい・・・息子が見落としていたのか、カナダあるあるで、メールを送り忘れていたのか。とりあえず、あまり影響はなさそう。

体育
相変わらず毎日体育をやっている。そして、カナダの生徒はあんまり運動ができない・・・らしい。バレーボールやバスケの授業があるのだが、ボールに空気が入っていなくて、ろくに弾まないらしい・・・が誰も文句も言わずやっているという・・・。でも、体育が一番Challengingだという。なぜなら
「バディたちが、ものすごい早口で話しかけてくる」からだそうだ。その速さは、私がスーパーのレジで高校生ぐらいの男の子のレジ係が「Do you need a bag?」と言ってるんだろうけど、どうしてもそうは聞こえない!という速さよりも更に早いそうだ。息子の同級生たちは、息子が日本人だということすら気づいてないらしく、おかまいなしに普通に話しかけてくるのだそうだ。おかげで、リスニングは私よりも優秀になった。

息子は思春期ではあるものの1日中英語のシャワーを浴び続けているので疲れるのか、日本やバンクーバーにいたときよりも学校のことを話すようになった。さすがに、中学の知識のままでは文法が足りないと思うので、毎日10分だけ高校の参考書を使って文法を教えることにした。食事の時間には、Youtubeで英語や、カナダの歴史や政治に関するプログラムを一緒に聞くようにしている。

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