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安心してください、Nativeでも覚えられません!

明日から、重度身体障害児のクライアントを連れてVancouverへ行きます。Canuck Placeという小児用のホスピス、レスパイトケアを提供する施設がありそこに数日滞在します。もちろん、私一人ではない。同僚のカナダ人元看護師も同行します。そこでは、一つミッションが。ついでに歯科受診に行ってきてというのです。Nativeのベテラン看護師が一緒に行くし、安心安心・・・と思っていたら「フォローアップじゃなくて、そこ初診で歯科のアセスメントお願いするから」とお母さん。
「まじかー!」と顔を見合わせる私達。私は土地勘はあるから、そこ(VGH)にはいけますが、初診で既往歴の説明やら、今後の治療方針やらお母さんに代わって説明を聞かなければならない・・・うへえ、そんなの自信ないよ。

すると同僚、スマホを見せながら、
「もちろん、録音するわよ!私だって無理だもん。Drが言う事全部覚えられないよ」

なるほど・・・カナダ人でも難しいミッションなんですね。
ちょっと安心して、彼女のジェスチャーにほっこりした私でした。

私も、Macやiphoneのボイスメモ、電話でのやり取りのとき使っています。何回でも聞き直せるので、便利です。

それにしても、いくら元看護師ペアといっても、車椅子のクライアントを連れての初めてのフェリーの旅、初めての施設での滞在。しかも同僚は、アルバータの出身なのでバンクーバーにはあまり詳しくない。フェリーでは、車椅子用のスペースに車が止められて、エレベーターも利用できるとのことです。また、Emergencyの際の対応もできるらしい・・・でも、フェリーの中の医務室にはリフトはないとのこと。でも、私は何度もフェリーを利用しているけど、車椅子の人乗ってるの見たことないなぁ。。。
さらに、施設では24時間看護提供(レスパイトなので)、とはいうものの、結局薬の取り扱いとか、パーソナルケアなどは特殊なので、朝と晩のケアや入浴介助は私達がやるしかなさそうです。でも、夜ちょこっと出かける時間ぐらいはありそうかなー。いづれにせよ、50代のおばちゃんケアギバーペア、珍道中まちがいなしです!


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