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現実逃避しよう

昨日10時頃まで寝てたもんだから、昼夜逆転傾向だ。
部屋の掃除はまだ終わっていない。

獣医にノミ一匹いたら500匹いるようなこと言われてビビった私は、ネコノミ用櫛を買いに行き(17ドル、結構高い)、暇さえあれば梳いているけれどノミは見つかっていない。24時間でノミを死滅させるBRAVECTOなる塗り薬。効いているのか?

この箱に、めっちゃ小さなチューブが入っていて
猫の首の後ろの皮膚に塗る(76ドル)

獣医はいとも簡単にノミを発見したのに、なにかコツがあるのかと思ってYoutubeを見てみたら、ありえないぐらいノミつきすぎの猫が登場。そこまで、放置するか?

床、絨毯の掃除機、モップ掛けをやったが普段から土足だからやってもやってもきりがない。
掃除機やモップがけをしたんだが、床や絨毯でコロコロを使ってみたら、ノミの死骸や卵のようなものが時々ついた。やっぱり、繁殖していたらしい。さすがに、500匹もいなかったが。
数匹っていったところだ。うちは暖房をつけっぱなしにしても20度以上にはなかなかならないから、ノミも増えにくいんだろう。ましてや床なんか、裸足では絶対歩けないほど冷たい。(だから土足)

そして、元々残りが少なかったコロコロの替えテープがすぐに無くなってしまった。
Save-onにはコロコロの替えテープは売ってなかった。
ホームセンターにでも行くしかないな。
でも、今日は天気が悪いしなんか寒いから気が乗らない。
晴れたら絶対ドライブだったんだが・・・

心なしか、喉に引っかかりがある。前回も、コロナ後のほうが咳がついてひどかった。(コロナ感染後の咳は3ヶ月続いた)
貴重な「アドエア」を吸入開始する。
カナダは、公的健康保険に入っていても薬代は実費なのだ。
*今は職場のベネフィットでカバーされるようになったが、月々100ドル支払っている。あんまりベネフィットは感じられないベネフィットだ。

そもそも、カナダではあまりコロコロを見かけない。
カナダ人の家庭では一度も見たことがないから、需要がないのかもしれない。でも、みんな家の中で動物飼いまくっているがな・・・

ノミといえば、考古学の研究の一環で、猟師が駆除した鹿の解体実験に参加した同級生がいた。その時、死んだ鹿からありえない数の寄生虫が逃げ出すのを目撃した彼は「もう肉食えない」と呟いていた。
そんな事あるのか?と半信半疑だった私も、飼い猫にあれだけのノミがついている動画を見て、野生の鹿だったらありうるのかもな・・・と今にして思った。

昨日は、非常持ち出し袋を作ってみた。ただ、入れるものはあんまりない。。。なぜ作ったかというと、地震があったらこの家は確実に倒壊するような気がするからだ。

家の天井を見てると、どう考えても亀裂が入っている。
石膏ボードを載せただけのようにみえる。
太い柱もないし、梁のようなものはおそらく一箇所。
この家は、震度7どころか震度5でも倒壊しそうだ。
いや、いま天井が落ちてきてもおかしくないかも。

雇用主のお父さんは大工なので、地震が起きたときの避難などについて話すことがある。
私は
家が丈夫なら、避難しなくてもいい」
と言っている。
クライアントは寝たきりで、車椅子がないとどこにもいけないし、酸素やサクションなど常に医療機器が必要だ。自宅が無事なら、自家発電があるから避難する必要がないのだ。

漏電による火災も怖い。
漏電による火事は、近所で知る限りで2件は発生している。
家は、築50年以上のものが多いが、集合住宅ではないので検査義務がないのであろう。おまけに、電気製品は1年中つけっぱなしなのだ。(電気も、ヒーターも扇風機も)

うちは、いろんな意味で危ない。
とっさに避難できるか心配だ。

意外なことに、今の息子の学校では、火災や地震の避難訓練にはとても熱心だ。
毎月のようにやっている。
その中に、LOCKDOWNといって不審者が入ってきたときの訓練もある。
最近は、毎日のようにメトロバンクーバーで発砲事件のニュースがある。
こちらは、今のところ平和だ。

Save-onに行っただけでも、みんな優しくて幸せな気分になる。
今日も一日が終わった。
息子はフライパンを洗ってくれないし、部屋掃除も進んでない。
現実逃避はまだ続く。


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