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超ポジティブSecondary面談

今日は、1日中雨のYucky day。
外出したくないけれど、年に2回の先生との面談日なので仕事を中抜けして行ってみる。

このSecondaryの面談は、Gymに各教科の先生たちのブースがあって、自由に先生と話ができるというもの。
校長先生や副校長先生、スクールカウンセラーもホワイエなどでブラブラしている。特に用事がなくても話しかけて雑談しても全然オッケーなのだが、だいたい聞きたいことはメールで個別に相談済みだったので、特に話もない。
今日はピンクシャツデーなので、ピンクの服を着ている先生も多い。

キャリアの先生は、欠席ということであらかじめメールが来ていた。生徒の今までの成績(と言っても後期のセメスターはまだ1ヶ月しか経っていない)も添付されていた。丁寧なことだ。ずいぶんレポートが多かった一ヶ月だ。これは、かなり英語の力がつきそうだ。毎週のように課題があり、体育以外の3教科あるから少しサボると課題がたまる。

懸念のEnglish。先生の机の前には列はできていない。初めてお目にかかる英語の先生は全身ピンクの個性的なコスチュームだ。子供の名前をいうとすぐにPCで成績を見せてくれた。今のところ90%ぐらいの出来栄えだ。大学に入るのにEnglish12でA取らなきゃならないんだけど、取れるだろうか?と聞くと、あと2年あるからあまり心配してないとの返事。やはり、以前と違ってシェイクスピアとかポエムなどが含まれなくなったのでかなり易しくなっているとのこと。

知り合いのお母さんに会ったので、近況聞くとトロントの大学に入った上の子は、もうNASAでインターンをしているとのこと。なんとまあ、優秀だこと!雲の上過ぎて理解不能。彼女は留学生のホームステイもしてるのでEnglish12の難しさについて聞くと、先生にもよるけど、やはり前より簡単になったとのこと。
ホームステイの留学生も学校に行きたがらず、家でゲームとかSNSで遊んでばかりで課題もろくにだしてないのにAだったと・・・
マジですか・・・

Scienceも先生はすぐさまPCで成績を取り出し、提出漏れさえなければ大丈夫とのこと。提出漏れは過去には他の教科でもあって、1回提出し忘れただけでA評価だったのがB評価に下がってしまったことがあったのだった。ちなみ、提出遅れに関しては、成績には影響しないとのこと。
「カナダですから」
Scienceの先生は昨年Outdoor Educationの担任だったので息子のことを覚えていた。Outdoor Educationとは、総合学習のようなもので、ハイキングをしながら自然や環境について学んだり、火起こしや野外料理、キャンプ、First Aidなどを教えてくれるとても魅力的な教科。
先生は息子に友だちがいるのか?課題を手伝ってくれるクラスメートはいるか?などと聞いてくれたので、正直今はいないし、住宅密集地から離れたところに住んでいるので友だち作るのが難しいんですよーと話す。 
(息子いわく、クラスに友達がいないだけで他にはいるんだというが)

メンターかtutorをつけたらいいだろうか?と先生に相談すると、何人か候補がいるから、サポートしてくれるように頼んどくねーと言ってくれた。優秀な生徒がpeer tutor として、他の生徒の勉強のサポートをしてくれる制度がある。peer tutorもそれでcreditがもらえるらしい。

Scienceの先生は一体どういう免許なのかわからないが、Yogaも教えているという。まさかの三刀流。カナダって自由だなぁ。

成績に関しては、現状Aなのだが、点数が悪くても、直して再提出すればもっと点数が上がるとのこと。今のところ息子もわからないところを先生に聞くなどして出しているようだ。Scienceに関しては、専門用語が私にもわからないので大変そうだ。まあ、日本語でも知らない言葉なのでもはや英語でそのまま覚えていくしかないだろう。

今日は雨だったせいか、懇談会もガラガラで待ち時間なく終了した。

さて、夜になってから学校からメールが。
「今朝、学校内で事件があって安全確保のために生徒が教室から出ないようにという措置がありました。警察が呼ばれ、対応し、緊急事態は30分程で解除されました」
ですと。
え、メール遅すぎない?
息子に聞いても教室から出るな、と言われたけど何があったかわからないとのこと。
事件の内容がぼかされてるので多分、生徒に関わることなんでしょうね。誰か薬物か危険物でも持っていたのかな?
ちょうど面談日なのに、保護者説明会みたいなのもないんだなぁ。
日本だったら、学校に警察が来る事件が起きたら、大騒ぎだろうに。

ニュースにもならない。
そんな、カナダの田舎の町の出来事。


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