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びっくりグラウスマウンテン

カナダで初スキーに行ってきた。

Vancouverのすぐ近く、North VancouverにあるGrouse Mountain。
Lonsdale Quayから路線バスに揺られて約30分スカイライドというロープウェー乗り場に到着。リフト券にスカイライド代が含まれていて、あらかじめ取得しているQRコードを改札で見せる。

スキー場に到着するとリフトは、いちいちチケットを見せたり通さなくても良いようになっている。要するに、スカイライドで入場した人はあとはフリーということだ。

レンタルショップまでは、やや距離がある。ひどい霧で視界不良。どこに何あるのか、よくわからない。しかも、雨降っている。

レンタルは事前予約制なのだが結構混雑。先に靴を借り、2階でスキーやボードを借りるようになっている。ロッカーはあまり大きくないロッカー1日2ドル、受付で払えば、鍵をくれるシステム。

スキーの返却は、返却置き場に置いておくだけ。とてもシンプルだ。ここで盗まれたら弁償しなきゃならんのか?

あいにくの雨で、視界不良+雨でびしょ濡れ。ロッジで休憩するにもそこまで暖かくない。無料休憩所が満席だったので、上のレストランへ。

さすがカナディアン、寒いのにビールとかワインとか飲みまくってる。食事は美味しかったが、やっぱり高い。

少し暖まったので、ナイターへ。雨は雪に変わり視界は少し改善。しかし、ライトが少なくて、どっちがナイターのコースなのかわからない。

途中、真っ暗のところもある。地上から見たら、あんなに明るく見えるスキー場も、滑ってみると、暗いところが結構ある。

しかも、リフトにフードがない・・・まあ、そんなに寒くないですけど・・・

日本のスキー場ならシートに積もった雪をホウキで払ってくれる人がいるのだが、ここにはいない。シートはツルツル滑って危ない。しかも、乗ろうとした四人乗りリフトのシートがなかった!何かの拍子で、バスの座席のように上に上がってしまったらしい。乗る直前だったので、手で押し下げようとするが、凍りついていて下がらない。

シートがないリフトに乗るのは危険だし(枠だけはある・・・)。今更横に逃げられない。

間一髪、一緒に乗ろうとした息子と乗り場の下に飛び降りた。

係員が、大慌てで駆け寄ってきた。

怪我はないかと、あれこれ聞かれる。

飛び降りたと言ってもせいぜい50cmくらいだし、下はフカフカの雪。

とにかく案内することあるから、こっちきてと言われリフト乗り場の小屋の前に連れていかれる。しかし、係員は誰かと電話始めて、数分放っておかれる。

「いいかげん、スキー滑りたいんだけど。怪我もしてないし・・・」と思ったらようやく電話が終わり、

「迷子の対応してて、お待たせしました。何が起きたか見てなかったので教えて欲しい。医療スタッフもいるし、怪我などあればすぐ対応します」と。
で、今日初めてグラウスマウンテンにきた日本人で、英語があまり得意じゃないから、簡単な英語で話して欲しいと前置きしてから、かくかくしかじか。

スタッフ「風で、シートが上がることがよくある。それで、確認のために見てるのだが、さっきは迷子の対応で見てなかった」と。

どう考えても、もう一人外にスタッフがいて、そのにいちゃんがそれを監視する係だと思うのだがろくに見てない・・・ことの顛末の説明してる間もシートがないリフトが・・・にいちゃん、ちゃんと見て!

謝罪の言葉とかは一切ないのだが、後から痛くなったり、怪我に気づいたりしても対応するからすぐに連絡して欲しいと言われ、報告書を書くので住所氏名書いてくださいと。

で、ラッキーなことにその小屋が暖かかったので、その後数回滑ることができた。

いくら地元のスキー場とはいえ、結構広いのに、案内板や境界線の目標などはあまりない。自己責任とはいうけどsueの国。でもなかなか荒っぽい。



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