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雨だな。秋、一歩ずつ

ようやくTax returnの再提出が終わった。
めでたし。おかげで約3000ドル戻ってくる。
良かった良かった(まあ、もともと私のお金なんだがな←同僚指摘)。

カナダのTax returnは不思議な仕組みで、会計ソフトアプリ(無料)を使ってオンラインで簡単に提出できる。
アプリといってもいくつかあるが、Tax returnに使えるのはCRAが認可したものだ。私はCloudtaxというのを使っている。
T4(年間の給与明細のようなもの)などをスキャンすると金額を自動で入力してくれる。そういうところがカナダのITの素晴らしいところだ。

提出後、なんか戻ってくる金額が少ないなぁと思ったら、息子を扶養にしていなかった。扶養者を記入する項目があるんだが、
「この人を資格のある扶養者として届けますか?」
という質問を"障害のある扶養者"だと勘違いして「NO」にしてしまった。
すぐさま再計算してrefileしようとしたが、ロックされてできなくなっていた。
自力でCRAのアカウントから入って直そうとしたが、どういうわけか無理だった。自分の息子は扶養として既に届け済みで児童手当も毎月支給されているのだが、Tax returnとはリンクしていないらしい。間違って申告しても自分で直さない限り永久に直らないわけだ。過去の申告も間違っている予感がする。5年前まで遡って訂正できる。この扶養家族がいるかいないかによって数千ドルも金額が変わるなんて怖すぎるな。

逆にこいつが独立して扶養から抜けたら、お金戻って来なくなるのか・・・

食費が結構大きいからなぁ。前月のクレジットカードの請求額が2000ドルを超えたのでよく見てみたら、車のオイル交換とか旅行代を差し引いたらほとんど食費だった。
食費10万円。日本の倍だと考えればそれくらいになるかな。

それはさておき、その後の訂正がとてもめんどくさかった。
というのも、CRAへの電話がなかなかつながらないからだ。
夕方かけたら→回線混雑中で「後ほどおかけ直しください」
朝かけたら→同上
電話連絡しか手がないのだが、仕事のある日は何時間も電話口で待つのも嫌なので、休みの日じゃないとかけれない。
(これは、Tax returnに限らず、ほぼ全ての電話問い合わせがこんな感じ。もうね、うんざり)
Cloudtaxにメール相談して、私のNetfileのアカウントがロックされているのでそれを解除するには電話しかないということ、Social Insurunse Numberが変わる前に再提出した方がいいとアドバイスを受け、渋々電話。

ラッキーなことに30分くらいでエージェントに繋がり、再提出完了。
ヤレヤレ。
誰か代わりにやってくれないかな・・・もう。
とはいえ、税理士も探すのが大変なご時世。経理がいない。

しかも、うちの雇用主の経理(Payroll)、ミスが多い・・・らしい。
勤怠管理をアプリでやってるのに、間違えようがない気がするんだが・・・ほんとうに何やってるのかよくわからない。週40時間働いてるのに、20時間ぐらいで計算されてる月があって、雇用主にこれで合ってる?って確認され、え?今まで時間数なんて気にしたことなかったけど?って思ったら本当に全然合ってなかった。てか、そんなに厳密に数えてなかったけど、今までも結構間違っていたのだろうか?
プロでも数字間違うとか、もう誰も信じられん・・・

なお、Cloudtaxはレスポンスが早かった。1日以内に返事が来る。
(土日はもちろん、中の人も休み)
まあ、お金払ってるんでね。
無料のアプリなんだが、最後の提出の段階に
「課金しませんか?」
とか
「寄付しませんか?」
みたいなポップアップが出てきて、No, thanksを選ばないと
「提出」
ボタンが押せない仕組みになっている。
これ、ずるいよね。

これ、再提出の時も出てきて、
うっかり
「はい寄付します」
を押しそうになってしまう。もうお金払ってるんですけどね。

ついうっかり、いっぱいお金戻ってくる嬉しさから
「Yes」を押してしまったことがあった。
それで、なんとなく有料会員になっている。
メリットはよくわからない。

日本の年末調整と違って、戻ってくる額がとても大きいから、なんか
「ラッキー」
と思ってしまう。
まあ、それぐらい税金払ってるんだが。
庶民に対して税率が15%とか20%とかえぐい。日本の年末調整で何十万も戻ってくることなかった。

とりあえず、お金戻ってきたらコンポストとゲーミングチェアと電気カーペットと掃除機買うかな。





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