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介護の場面の英語雑感

写真は、近所の雑草ですが秘密の花園みたいにきれいだなーと思って撮りました。
白い花はノラニンジン、日本でも線路際などでよく見かける外来の雑草です。これが、バンクーバー島効果なのか、実に可愛らしい。しかも、おばあさま(クライアントのお祖母さん)が「この花の名前はQueen anne's laceっていうんだって。私調べたの。日本ではなんていうの?」なんと、ロマンチックな名前・・・はい、「Just wild carrotです」。

なんで、Noteの更新ばかりしているかというと、最近ものすごく足がだるいんです。日本で地獄のような日々を送ってきたのに、たった一人の介護(しかも、一切不平不満を言わない患者)なのになぜ疲れるのか・・・
それは、ずばり立ちっぱなしだからでしょう。

クライアントは寝たきりなので、車椅子への移乗や入浴は必ずシーリングリフトという天井に設置されたリフトで行います。カナダは介護用リフトが普及しているので、力は一切使いません。腰を傷めないように、ベッドもありえない高さまで上がります。(それでも、もっと高くしなさいと言われる・・・私、背伸びしてんですけど(;´Д`))

ケアに使った器具の洗浄や薬の準備、更衣、おむつ交換、移乗、シャワー。
クライアントは薬の影響なのか黙っているとすぐに眠ってしまうため、話しかけたり、踊ったり(私が)、エクササイズ(自力体動がほとんどないのでROM)。散歩1時間。読書1時間と昼食のとき以外、座ってないわー。家の掃除とか食器洗いやってあげたかったんだけど、疲れて無理だった。

さて、介護の場面の英語。
一番使いたいのが、「服着ますよー。腕通してー、足入れてー」等など。
実習やお母さんが着せる場面を見ていても、
Put your arm through here」
なんて言葉は聞いたことがない。
「right arm, left arm, there!」結局私も、「右手ー、左手ー、there!」

「うんち終わった?」
たぶん「Are you done?」でいいと思う・・・
「ご飯終わった?」もAre you done?
クライアントは麻痺もあり、意思表示困難なので聞いても返事はない。でも、たとえ感覚がなくても眠っていても無言で介護するのは倫理上良くない。
最初は「poop」という言葉がわからなかった。
便はstoolとか、Bowel movement、尿はurine
排尿はpass urineという。
今じゃ、「うんち(poop)、しっこ(pee)」に慣れた。

ベッドの上げ下げ、リフトの上げ下げ
日本の介護や病院では、「ベッド上げますよー、下げますよー」と必ず声掛けをしてから行うことになっている。
突然動かしたらびっくりしてしまうからだ。
英語:I am going to put the bed up.
長くね?
I 'm going to up. と私は言ってるが、これじゃ私が上に上がることになるのかね?
もちろん、実際の現場では誰もそんな声かけをしていない。毎日のことなので、いちいち言わないんだろう。以前のクライアントにも
「なんでいつも同じことしてるのにわざわざ言うんだ」とイラッとされた。
で「ワン、ツー、スリー」になった(汗)

おばあさまに、聞いてみよう・・・
おばあさまは、元教員だったので説明がわかりやすいし、とてもきれいな英語を話す。
ところで、「声掛け」って英語でなんて言うんだ・・・?


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