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ゴリ押しました。コロナワクチン6回目。

写真はトレイルに落ちていた苔のかたまりです。雨の日が増えてきましたが、たまに晴れると緑がうるおって鮮やかです。

今日は、朝から雨が降ったりやんだりして、どんよりしていました。
クライアントのお供でコロナワクチン接種会場へ。
プールの後に直行だったので、ケアギバー3名+お母さんの総勢5名。お母さんは予約していないのにも関わらず、またもや「私もついでに打ってくれる?」作戦です。いやはや、またゴリ押しかよ。と呆れましたが、私も一緒になって押しました。なぜなら、来週予約はしていたのですが、今日受けたほうが明日休みなので体調不良になった時ゆっくりできるのです。しかも、先週一旦予約したのに薬局の方から一方的にキャンセルされたことがあったので、また変更になったらめんどくさいのです。

ゴリ押しって英語では「Push」とか「Bulldoze」っていうらしいですね。ま、私は変な英語かもしれないけど、She is always push pushと 言ってます。ブルドーズねえー。ぴったりですね・・・

で、受付のお姉さん、困惑するどころか「ちょっと待って。全員接種できるかかどうか見てみるわ・・・」と言ってアポ無し4人が同時接種できるように取り計らってくれたのでした。こんなの日本だったら即却下ですよね・・・問診表もなしです。超ラフです。私達は医療従事者やデイケア職員だったのでワクチンは受け慣れてます。

接種後15分間の観察時間もなしです。私は一番最初に打ったんで全員終わるまでに15分は経ってますけど。
接種してくれるナースが、同じグループ全員いっぺんに説明したほうが楽だからといって副反応とかの説明している最中、クライアントの強直間代発作が始まりました。発作中、担当ナースが「怖がらせてしまったかしら?」と困惑していましたが、お母さんが「いや、いいの、彼女何もわかってないから」と説明してました。私も、そういう風に対応できればよかったと思います。
20秒ほどで発作は終わり、何事もなかったかのように接種も終わりました。COVID19のワクチンよりも、Fluのワクチンのほうが痛かったです。

カナダのコロナワクチン、いつも思うんですが日本に比べると随分オープンというかやっぱりラフです。ナースや薬剤師が素手で吸い上げて素手で接種します。手の消毒もしてなかったような。別に、滅菌じゃない手袋をはめたからと言って清潔といえるかというと、そうでもないとは思うのですが、針刺し事故の問題とか1患者1消毒、体液に触れるときには手袋するといった教育を受けてきたので違和感は少しあります。
ただ、筋肉注射の場合は、筋肉は血管が少ないので、めったに出血しないので手袋をはめる必要がないという話も聞いたことがあります。日本の某集団接種会場では、コロナワクチンの吸い上げは熟練した看護師が吸い上げ専門にやってました。なぜなら、温度管理が必要だったのと、当時はワクチンが貴重だったのでバイアルからピッタリの量をシリンジに吸い上げるのにテクニックが必要だったからです。カナダは、ワクチンが豊富にあるので、無駄にしてもOKなのかもしれません。日本も、ワクチンを廃棄するぐらいですからもうバイアルピッタリの薬液を少しも無駄にしないように頑張って吸い上げることもしていないのかもしれませんが。

BC SERVICE CARDのアプリからHelth Gatewayにアクセスし接種記録が見れる

実に1年ぶりのワクチンでした。昨年暮れに始めてコロナにかかり、その後クライアントと関係者ほぼ全員が3月に感染。その時私も感染したかもですが、negativeのまま。カナダはコロナの統計をまともにとっていませんから、もう、どこの誰がかかってるのかどのくらい流行ってるのか、さっぱりわかりません。学級閉鎖もないし、欠席しても理由など聞かれないので、病欠なのかどうかも把握していません。息子はしょっちゅう風邪を引いているので、FluもCOVIDも時間の問題かなと思っています。私は昨日から鼻水が出ているので、実はかかっているのかもしれませんが。

副反応は、今回のモデルナは接種部位の疼痛が起きるのが早い気がします。いつもは元気なお母さんも接種後3時間ぐらいで倦怠感が出てきたようです。私も、3時間ほどで痛みが出てきたので早めにアセトアミノフェンを飲みました。もっと酷くなったらロキソプロフェンにします。私は、副反応が強い方です。2回目の接種後は2,3日起き上がれないぐらいだるかった。その後だんだん対処法を学んで、我慢しないでPainkillerを飲むことや、アセトアミノフェンが効かなかったら、即ロキソプロフェンに切り替えるなどすることにしました。副反応が強いほうが「良いこと」だというニュースがあったので、私にとって朗報として捉えておきます。

新型コロナのパンデミックから3年半。もう、コロナなんかなかったことのようになっています。免疫の力ってすごい。最初の頃、バタバタと患者さんが急変したり亡くなったりしていました。ワクチンのない時期に最前線で働いていましたが、PPEとゾーニングのお陰で感染しませんでした。昨年感染後はずいぶんひどい目にあったので、今年もやはり油断せずに感染予防に努めたいと思います。。。といってもカナダだから無理か。

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