私の世界を一変させたクラミジア①

2021年4月末、おりものの量が増えているのを感じた。

なんか今日多いな。と思いつつも、疲れているからかなと放置していたが、3日経っても変わらなかったため、婦人科に検査へ。

婦人科の検査を受けたことがある人は理解してくれるだろうが、好きでもない人の前で股を広げる行為はいつまで経っても慣れないし、器具を入れられるのは毎回不安な気持ちになる。

女医さん「多分雑菌ですね〜。薬入れておきましたけど、一応検査しますか?」

私「(保険適用されるし、一応やっておくか。)お願いします。」

膣内の雑菌を減らす飲み薬をもらったが、おりものの症状は変わらなかった。

一週間後、SMSで通知が。

「検査結果の報告です。結果に異常がありました。ご予約の上、ご来院ください」

慌てて電話したところ、クラミジアと言われた。
まさか自分が性病にかかるなんて思わなかった。

ネットで調べる。
女性の80%は無症状で気づきにくいが、不妊になる可能性が結構あるという事実。
私は目の前が真っ暗になった。
結婚し、子供を産むことが今の自分の理想だったからだ。
身内が先天性不妊で子供ができず、親からの「孫の顔が見たい」プレッシャーが強かったこともあり、子宮への負担を減らすべく超低容量ピルの服用を開始した矢先の出来事だ。

その時のパートナーが原因だと思っていたが、私は初めての性行為から性病検査を受けたことがなかった。そのため最悪4年ほど放置していた可能性があるということになる。ピルを飲む前に定期的に検査すべきだったと心の底から悔やんだ。

調べていく中、クラミジアは卵管癒着を引き起こすことがあることがわかった。
ただ卵管が癒着しているかどうかは、卵管造影検査という不妊クリニックで受けるような検査で判明するが、基本的には妊活中の人しか受けられないらしい。

現在アラサーだ。20代のうちに結婚して子供が欲しいと思っていたわたしにとっては、衝撃だった。
心配性な性格もあり、付き合ったばかりの彼に強く当たってしまった。

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