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祈りの力【三浦春馬さんの一周忌を迎えて】

今日は三浦春馬さんの一周忌だとテレビで知りました。
もうそんなに経ってしまったのかと。
ついこの前だったように感じるほど、まだ心の奥が痛んで、どうしようもなく涙が出てしまいます。

私は三浦さんの熱心なファンだったわけではないですが、映画やドラマでいつも見ていた好きな俳優さんの一人。
見る人の心を惹き付ける綺麗な瞳をもった方だな、と思っていました。

彼が亡くなって二週間ほどは夜になると涙がポロポロ…
生きててほしかったという思いと、彼の魂が安らかでありますように、いつか彼を思う大切な人たちと再び会うことができますように、と祈りながら眠っていました。

お会いしたこともないのに。
どうしてこんなに悲しいのか?
どうしてこんなに涙があふれるのか?

今も理由はハッキリとはわからないですが、まるで親しい人がある日突然いなくなってしまった感覚と同じなのかもしれません。

それに、私は三浦さんと同世代。
クラスメイトのような親近感を持っていたのかもしれません。

けれども、私でこんなに悲しいのだから、ご家族やご友人、そしてファンの方たちの悲しみはどれほどのものなのかと思うとまた胸が痛んで涙が止められなくなるのです。
その心が少しでも癒えるようにと、祈ることだけが今の私にできることです。

祈りには力がある。

私は誰かが苦しんでいるのに自分の力ではどうすることもできない時、「神の御心のままにしてください」と祈るようにしています。

私がスピリチュアルの世界を知った時、祈りには力があるということも知りました。
亡くなった方の魂へ祈りをささげることはとても意味のあることです。

私の大好きな本に「人は死んだらどうなるのか~死を学べば生き方が変わる」があります。


死生学研究をされている医師が科学的なデータを用いながら死後の世界について考察していく内容となっています。

この本のP80ページに「祈りの力」という項目があり、祈りの実験について語られています。

少しご紹介すると、

●心臓疾患の患者さんに祈りを送ることで、祈らなかったグループよりも予後がはるかに良好だった。
(抗生物質の投与率が減った、肺気腫になる割合が少なくなった、気管内挿管の必要性が祈られたグループではゼロだった、など。)

●麦の実験…
麦に祈りを送り続けると、祈りがなかった麦よりもはるかに発芽が早くなった。
この実験は何度やっても同じ結果が出る上に、祈りの時間を二倍にすると発芽率も二倍になる。

これらのことから、祈るという行為自体が祈りをささげる対象に対して、何らかの良い影響を与えるのだと思うのです。
目には見えないけれど、時空を越えて癒しのエネルギーとして伝わっていくのだと。

だから、亡くなった方の魂にも祈りは届きますし、悲しみを抱えている方の心にも祈りは癒しとなるのです。

あなたにとって、大切な人に祈りを送りましょう。
今は会えなくても、今は目に見えない世界にいたとしても、その祈りは届きます。

この宇宙の大いなる力(神)は最善の方法を知っています。
その力を信じて、委ねましょう。

みんなの祈りが届きますように

たくさんの方に愛され続ける三浦春馬さん。
きっと、今も誰かが彼のために祈っていることでしょう。

彼の魂が愛の世界で安らかに過ごすことができますように。
そして、彼を大切に思う方々の心がいつも平安でありますように。

私も祈りながら今夜は眠ります。

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