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【CIN】Prospects Rankings (LHP編)

皆さんこんにちは。CINな日常です。

ロックアウト終わりましたね。既に30球団合同note企画は新規投稿で溢れかえっています。仕事がハードで中々ちゃんと読めてませんが。。この週末でゆっくり読んでいきます。

本当はトレード等も特集記事で書きたいのですが、まずはプロスペクトランキングを書き切れればと。前回記事は下記リンクからお願いします。

Tierの考え方
Tier1: ASGクラス (WAR5.0-)
Tier2: 上位レギュラークラス (WAR3.0-)
Tier3: 下位レギュラークラス (WAR1.0-)
Tier4: 代替可能クラス (WAR0.0-)

Tier1: ASGクラス (WAR5.0-)

Nick Lodolo (24)
2019年ドラフト 1st 全体7位
評価ポイント:スライダー、チェンジアップ、コマンド

HS時に全体41位、College時に全体7位で指名されるなど、若い時からポテンシャルを高く評価されていた逸材。いずれも平均以上のファストボール、スライダー、チェンジアップを、自慢のコマンドでストライクゾーンに散らしていく。2021年はAAでERA1.84、K/9 13.9、BB/9 1.8、HR/9 0.2と支配的なピッチング。AAA昇格後に肩の怪我でシーズンを終えてしまったが、2022年のST初戦で先発登板し、元気な姿を見せている。

Tier2: 上位レギュラークラス (WAR3.0-)

Andrew Abbott (22)
2021年ドラフト 2nd 全体53位
評価ポイント:メイクアップ、カーブ

NCAAの殆どをリリーフで過ごすも、Sr.時に先発転向し、そのままドラフト指名を勝ち取った左腕。ファストボールは90-95mphと球速は平均的も、スピンレートの高さを活かして高めで空振りが奪える。また曲がりの大きいカーブは彼の最大の強みで、ファストボールとの相性も抜群。既にSr.な事もあり、結果さえ残せばトントン拍子で早期昇格も狙えるか。

Brandon Williamson (23)
2022年 traded for E.Suarez, J.Winker(SEA)
評価ポイント:ファストボール、成長力

ファストボールに高い評価を得る大卒左腕。SEAから2019年ドラフトで2位指名、2021年にはAAまで昇格し、その後トレードで移籍。プロ入り後に強みであるファストボールの質を維持したまま、課題である制球力を改善させた事で評価がうなぎのぼり。実はNCAA時代にN.Lodoloとチームメイトで、ドラフトイヤーの2019年にはダブルエース体制を築いたことも。再びダブルエース体制に期待したい。

Tier3: 下位レギュラークラス (WAR1.0-)

Reiver Sanmartin (25)
2019年 traded for S.Long(NYY) with S.Gray
評価ポイント:グラウンドボーラー

コロンビア出身の苦労人。MiLB通算のERA3.22でもイマイチ評価が高くないのは、飛び抜けた能力がないため。ファストボール、スライダー、チェンジアップの3球種を投げ分けるが、ベストピッチになりえるものはない。コマンドの評価も高くない彼は、それでもストライクゾーンに投げ込む事、適度に3球種を織り交ぜる事で、グラウンドボーラーとしての地位を確立した。残すはMLBの定着のみ。タイプ的にリリーフはフィットしないため、あくまで先発勝負に拘るべきか。

Tier4: 代替可能クラス (WAR0.0-)

Jacob Heatherly (23)
2017年ドラフト 3rd 全体77位
評価ポイント:スライダー

アップサイドの高さを評価されてきた高卒左腕。ファストボール、スライダー、カーブ、チェンジアップの4球種を投げ分けるピッチングに高い期待が掛かっていたが、怪我の多さと壊滅的なコントロールにより、まともに結果を残せていない。2021年もRkで5試合に登板したのみ。リリーフ転向で化けるかも?

Evan Kravetz (25)
2019年ドラフト 5th 全体144位
評価ポイント:被弾回避

NCAA時代は全体的にパッとしないが、Sr.時に先発転向し成績を残せた点はA.Abbottに通じるものがある。変化球等の質も踏まえるとアップサイドは決して高くないが、投げ下ろすようなデリバリーは特徴的。2021年はRk/A/A+で計13GS、ERA3.49。年齢を考えると正念場なのは間違いないが、着実に結果を残していきたい。

総括

頭数は決して多くないですが、それぞれにストーリーがあり、タレントが集まっているなと感じます。もちろんN.Lodoloにかける期待は大きいですが、B.WilliamsonとのダブルエースがCINで再現される可能性があるとなると、ファンとしてはうずうずして仕方ありません。

R.Sanmartinも、2021年はMLB昇格を果たせた点も含め、注目度は高いです。ここで変にAAA漬けにして潰してしまうケースを何度も見てきたので。。頑張ってほしい。。!

それではまた次回の記事で。宜しければ♡やコメント頂けると嬉しいです。

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