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エントリーNO2 月にうかれて

さて、阿波銘菓のトップバッターは2種類の「月にうかれて」を頂いてみました。カスタード&ミルククリームの通常版と、なると金時芋の餡&ミルククリームの季節限定版です。狸が踊っている包装のが通常版。黄色い満月に緑色の大地、彩りも映えてかなり美しく仕上がっています。落款の赤い差し色も目に鮮やか。流れるような書体も購買意欲をそそります。
秋限定の月にうかれて。こちらはと言うと、なると金時庵を挟んでいます、の説明が描いてあって、包装全体もなると金時芋の紫色。よく見ると、鈴なりになった金時芋も描かれていて可愛い。下部は鳴門の波の様子でしょうか。右へ左へ漂う水面がうまく表現されています。さらに、淡い黄色の満月の中に、阿波踊りに興じる御一行の姿が。いまにもよしこのが聞こえそうです。


開封してみましょう。

なるほど、どちらもお月様

コンパスを使ったような丸でした。取り替えてたら、どちらがどちらか見分けがつかない感じがします。外側の"ふわふわ蒸しケーキ"は共通なんですね。中身がちがうだけです。ローソンの豚まんかピザまんか、みたいな。マクドナルドのアイスコーヒーかコーラか、みたいな。
手触りはどちらもプニッと柔らかくて蒸しパンを彷彿させます。

ではいよいよ割ってみましょう。

たまご?

タマゴの黄身か思いますね。ちがいます、餡です。白いところはミルククリーム。右も左もミルククリームは共通です。秋限定の方はクリームが少ない分、金時芋の餡がたっぷりでした。そのせいか、通常版の方が甘さ控えめ。
お味については好き嫌い・美味しいマズイに個人差があるので、流しますが、私としましてはこの「月にうかれて」贈答にしますか?と尋ねられたらYESですし、差し上げましょうか?と向けられたらof course !です。通常版:限定版は2:1でまちがいない。秋限定のは、なると金時のお芋の美味しさが体験できて嬉しい。

ちなみに製造者はどちらも市岡製菓さんです。
お値段ひとつ140円
★★★★★

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