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新しいステージに入った娘、と私

大人になっても夏休みのわくわくが抜けません。

自由研究だったり、作品作りだったり、新潮文庫の100冊だったり。

夏休みの記憶がびっしり詰まっていて、暑くなるだけで「何かやろうよ!」と気持ちが高まるのです。

そんなわけで、今年の夏はテーマを設けてnoteを書いていきたいと思います。
普段は書きたい時にしか書かないため続く自信がありませんが、夏の楽しい課題のように取り組んでいきたいです。

第一弾は子どもについて。
反抗期に入った娘との関係について、です。

ふいにやってくる変化

最近、娘の様子がいつもと違います。
今までと同じように声をかけているのに「分かってる」と言ったり、顔がちょっと膨れたりします。これはあれか、違うステージに入ったということか?反抗期?

例年は「ママ遊ぼ」とひっきりなしについてくる夏休みも、今年は自室にこもったり、「〇〇ちゃんと遊びたいなー」と言ったり、違いは明らかなんです。

こうしてふとした時にやってくる家族の変化。
また一つ、子離れ親離れに近づくのでしょうか。

子どもは授かりものであり、預かりもの

妊娠を望んだ期間が長かったこともありますので、子どもは本当に授かりものだと思っています。そして、やがてはこの世界に返していく大切な預かりもの、という感覚もあるのです。神様から預かったのかな?

特別でとても大切な存在だけれど、ずっと一緒にはいられないんだ。だから一緒にいられる時期を全身で味わって楽しもう。

我が子を初めて抱いた時にしんみりとそう心に留めました。

そして、まだまだサポートは必要ですが娘がひとりの人として歩き始めている姿を目にして、関わり方を見直すことにしました。

煙たがられる原因

同じように接しているのに、煙たがられる原因はなんでしょう。

自分の関わりを注意深く見ていくと、宿題、ピアノの練習、出かける際の持ち物など習慣のように呼びかけていることに気づきました。
娘としてはどんどん変化しているし、先の予測もつくようになっている。そこへ今までと同じように声かけされたんじゃムッとしますね。

そこでここは素直に聞いてみようと思い、娘に相談してみることにしました。
「今まで支度とか勉強とか色々声をかけてきたけど、あなたも自分でできるようになってるよね。これからはどんなふうに声かけていけばいいかな?」

すると娘は即答で「わからない!」と一言だけ。


簡単に答えを手に入れたいと言う本音

面倒で「分からない」と言ったのかとも思いましたが、そのまま聞いていると「でもさ、私だってまだ全部できるわけじゃないじゃん?」と言います。

確かに。それにまだ甘えたい時だっていっぱいあるしね。

「だから、ママはもうちょっと様子見た方がいいと思うよ。」

なるほど。私はいつもすぐに答えを出そうとしてしまうんです。どんな出来事でも完全な答えがないと分かっているはずなのに、どこかで早く簡単に手に入れたいと思っているんです。(これについて深掘りしていくと長くなるため省略!)


関わり方は一緒に作っていくもの

娘のことで言えば、双方が気持ち良いぴったりな対応なんてすぐに見つかるものではありませんし、変化は今も続いているのです。

そもそも関わり合いなんて自分だけでコントロールできることではありませんし、ここはお互いムッとし合ったりしながら、それぞれの変化に応じて柔らかく馴染ませていくしかなさそうです。そうして一緒に創造していくんだ。

いつか離れたら、こんなことも全てやさしい思い出になるんだろうしね。
あなたが世界に戻っていくまで、母さんはこういう細々としたことを十分考えて、感じていきたいと思っています。

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