藤原さくら「HERE COMES THE MOON 」ゲスト VaVa (2020/11/08)


「HERE COMES THE MOON 」 (2020/11/08)

ゲストにVaVaを迎えて

【SONG LIST】

M1 Monster / 藤原さくら
M2 Uncommon / SIMI LAB
M3 Zodiac Shit / Flying Lotus
M4 Raggamuffins feat. J Cole / Selah Sue
M5 Digital Club / VaVa
M6 [STUDIO LIVE] 少年時代 (井上陽水) / 藤原さくら

【メモ】

・『SUPERMARKET』に収録された「生活」で、アレンジやプロデュースを担当したVaVaがゲストで登場。

・「生活」の制作エピソードはもちろん、VaVaのルーツを辿りながらのHI HOPトークは、普段の番組には無いもので、非常に興味深いものとなった。

・藤原さくらはここ数年ヒップホップの音楽聴くようになった。最初はサンプリングという手法もよくわかってなかった。トラックの上にラップを乗せるというスタイルが、普段自分がやっている作り方とは違ったが、そのスタイルでやってみたいという気持ちがあった。

・VaVaは藤原からのオファーを受けてすぐにトラックを作ったという。自分ではなく他のアーティストのためにトラックを作る時は制作スピードが早いという。「生活」のトラックのビートも3時間ほど作った。
VaVaは最初の藤原から送られてきたデモを聴いた時、歌詞はなく鼻歌だけのデモだったのだが、もうすでに「藤原さくらという世界観が出来上がっている感じ」がしてしまったという。だから、もし自分がプロデュースをやるのなら、一からやってみたいという思いになった。藤原もその意見に同調し、今までとは違う制作方法を試してみたかったという。

・藤原は最初ラップになかなか着手できなかった。VaVaにとっては、一緒に試行錯誤して作っていくというのが初めて逆に面白かった。ヒップホップの作り方はトラックメーカーが音を作って、あとは相手に任せるというやり方が基本的なスタイル。歌詞や歌い方について、お互いに意見を交わしたり、逆にVaVa自身も学ぶことができたという。
VaVaにとって、今回の藤原さくらのように、普段やってる音楽がヒップホップではないアーティストで、ヒップホップ的アプローチで制作したいというアーティストと仕事をするのは実は初めてだった。制作する上での苦労はなかった。

・藤原さくらから送られてきた『SUPERMARKET』CDには、藤原による手書きのメッセージとVaVaの似顔絵イラストが付いてきた。
それには、

「アルバム完成いたしました。初めましてのZOOMのなか、VaVaさんが良いものになるよう相談に乗ってくださったおかげで、大満足の曲になりました。またご一緒できるよう精進いたします。ありがとうございました」

と書いてあり、「めっちゃいい人!」となったらしい。

・VaVaは高校生の時、憧れのtofubeatsにツイッターで「どういう機材を使っているんですか?」というメッセージを送ったら返信が来て、一式機材を買って音楽を始めた! 今は同じSUMMIT所属のSIMI LABとも一緒に仕事をやっている。OMSBは一緒にApexをやる仲に。2013年にTHE OTOGIBANASHI'Sでフジロックに出た。その時、Flying Lotusのライブを見て、「聴いたことがない音が鳴っている」「絶対自分が作った音では鳴らない音が鳴っている」と大感動した。音楽を作り始めてから、低音=ローの重要さを知るようになるように、そういう細かいところまで意識している人のやばさがある。リスナーの立場ではあまり意識してなかった。

Selah Sue「Raggamuffins feat. J Cole」 はラップと歌のバランスがよくて、いつかこの曲のような感じでフィーチャリングやりたい。

・今回の弾き語りは、井上陽水の「少年時代」。お馴染みクロサワ楽器の福岡さんからお借りしたMartinのギター「GPC-16E」を使用。

--------------------

では、また次回!

(「HERE COMES THE MOON」は毎週日曜日の深夜24:00~25:00にInterFMで放送)

—————————————————
【藤原さくら】
オフィシャルサイト
Youtubeチャンネル
Twitter
Instagram
facebook

—————————————————

#藤原さくら #moon897 #InterFM897 #ラジオ #音楽 #VaVa

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?