この世界があるというやさしさについて


ひとつの幸せが
とわに続くことはないけれど

幸せそのものは永遠であり

君がいまここにいることが
その証なんだ

幸せへの道は幸せの道

君は幸せになるしかない

だけど

怖がらなくていいよ
怖がることを

怖れもまた
愛のひとつだから

電車にのって
まどろんで
窓のむこうの
小さな森の
いくえも重なる
枝葉にともる
ほんのかすかに
こぼれた夕日

この世界があるという
優しさについて
考えてごらん

(2017/01/09)
唄にしました。
https://youtu.be/e4hfbeBg6p0

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