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【職業・マダム】アリエ、アリエ県に帰る
シラノ、ただいま。
日本では荷物も自分で運んでいたので、自分が「職業・マダム」であることをすっかり忘れていた。
フランスに帰ってきたら、生活の違いに驚かされる。
空港から列車までは夫の父に世話になった。
アリエ県に帰った途端、マダムな生活が蘇る。
夫は運転手付きの車で現れ、わたしはアリエ県ヴィシー支所で夫の仕事を待つために連れて行かれた。
会議中わたしは準知事の執務室で、紅茶とクッキーをいただきながら待つことになった。
疲れてよれよれの身としては、身に余り過ぎる好待遇。
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寝不足だし、マダムな気分ではまったくない。
素敵に座るよりは、泥のように眠りたい。
本来なら温かいもてなしに感激するところなのだけれど、帰ってきたばかりの身には堪能しきれないもどかしさがあった。
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アリエ県は今日も美しい。まずは身体を休めよう。
マダムのすることには変わりがいるが、存在は譲れない職業なのだから。
文章が変?そうかも。だって眠いのですもの。
もう寝ます。また明日。
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