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鳥海山は大変だった その1

 基本上り坂を登らなきゃならないので、大変じゃない登山なんてあんまりないのだけど、鳥海山は長かった。そうして今回は相方に辛い思いをさせてしまったのが、心痛かった。でも天気は最高で、湖や山並みや崖や岩、花々など、見どころたくさんあったりして、心千々に乱れる山行であった。

 雨飾山から二週間後、かなり前から計画していたオットとの旅行に出た。鳥海山と月山に登ろう、最後の夜はちょっといい所に泊まろうーそんな計画。

いなほ可愛い

 8月23日新幹線・特急いなほと乗り継いで、昼過ぎ酒田市到着。東京並みの猛暑である。駅前のレンタカー屋のお姉さんが"こんな事はあまりないんですよぉ"と。でも車に乗ってしまえば、大丈夫。涼しい〜。まずは鶴岡市立加茂水族館へ向かう。くらげの展示で一躍有名になったところだ。日本海が綺麗。二週間前も見たな、日本海・・・。

水槽が大きくて迫力があり、見やすい
ぽよん

 人気だから混むかなと、平日にしてみたらこれが正解。とても小ぶりなところだったので、休みはぎゅうぎゅうになるのが目に浮かぶようだった。にぎやかな中学生女子の団体("かわい〜かわい〜"の連発がすごい)がいたものの、全体にゆっくり見られた。そうしてとても水槽が近く見やすく作られていて、くらげに限らずお魚みんなが優雅で綺麗だった。

水族館を出ると鳥海山!

灯台に登る階段から水族館を見下ろす

 2時間ほど歩き回り外に出ると、隣りに荒埼灯台がある。ワイルドな階段を少し上がると灯台があり、360度の眺望。明日登る鳥海山も綺麗に見える。でも西日が暑すぎて、動画も写真も撮れず・・・。

そこからしばしドライブして北上し、本日のお宿「酒田屋旅館」。雨飾山麓の山田旅館と同じく、古く趣のある宿だった。暑くてどうなるかと思ったが、部屋にはエアコンがついていて、一安心。ご夫婦2人でやっておられるとの事で、本当に全体にこじんまりとした印象だったが、どこも手入れが行き届いていて、お料理も派手さはないものの、一つ一つが吟味されたものであるのは、伝わってくるものだった。

さて、明日はどうなるだろう・・・期待と不安を胸に早々にお布団にもぐるのだった。


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