【Bitwig】打ち込みが少し楽になるかもしれないTips
お久しぶりです、さいだーさんです。
私がここ一年半くらいBitwigをメインDAWとして使ってきて、数ある機能の中で意外と知られてないような便利なTipsをいくつか紹介していきます。
※ショートカット→SCと表記、自身でカスタマイズしてね
1,とりあえず最短でオートメーションを書く
基本的なところから行きましょう。
手順は
トラックパネル右下の3本線メニュークリック or SC(オートメーション表示)でレーンを表示
↓
オートメーションを書きたいパラメータをクリック(ここではSerumのMacro)
↓
書く
ちなみにSC(オートメーション編集パネル)で専用の表示にもすることができるので、細かく編集したい時はそちらを使ってもいいです◎
オートメーションを手早く書く機能は割とどのDAWにも備わってますが、Bitwigではこれが最速だと思います。皆はどうやってオートメーション書いているんだろうか、
2,Shift押してる時はグリッド吸着オフ、吸着オフ設定時は逆
そのままです。
意図的にグリッドを無視してイベントやノートを配置したいけど、わざわざSC(グリッド吸着)で切り替えるのもなあ、って時に使います。
ちなみに人間味のあるズレを出したい時はクオンタイズの中にあるヒューマナイズを使うといいし、ギターのストロークをMIDIでやりたい時はNoteFXのStrumというのがあります。
3,ツール長押しで一時的にそのツールを使用
普段はポインターツールだけど、ペンツールのSCを押してるときだけペンツールで、離すと自動でポインターツールに戻ってくれるみたいな機能です。
4,右クリックで消しゴム(ペンツール時)
これ便利。
FLstudioに近い感覚で打ち込みできます。
5,連符の打ち込み
選択して、端をopt(alt)押しながらドラッグです。
連符グリッドもありますが、殆どの場合このやり方の方が速いでしょう。
6,ハイブリッドトラックでのmidi復活
Bitwigにはハイブリッドトラックというオーディオとmidiが共存できるトラックが存在します。
SC(バウンスインプレイス)でmidiをその場でオーディオに変換できて、オーディオ用にトラックを追加する必要がないので便利なんですが、変換前のmidiの状態には⌘+Z(Ctrl+Z)以外では戻らないので、いくつか作業を進めた後、「やっぱりあの変換前のmidiを編集したい」となった時に現状戻す手段がありません(あったら教えてくださると嬉しいです)。
そうならないために、2つほど対策を考えてみたので共有します。
1,クリップランチャーに入れておく
Bitwigではアレンジビューとクリップランチャーを同時に表示できるので、普段クリップランチャーを使わない人でもmidiやオーディオの一時メモやバックアップ的な使い方ができます。
2,非破壊編集を上手いこと活用する
Bitwigで扱うクリップはオーディオmidi問わず非破壊編集なので、変換したいクリップを少し引き伸ばして切断→変換することで、断片(左の小さなクリップ)には変換前のmidi情報が残り、断片を引き伸ばせばmidiを復活させることができます。
私はこっちの方法をよく使います。
Bitwig初めての方はDirigentさんのチュートリアル見ると大体分かるのでそちらから見るといいと思います。
にしてもBitwigくん便利すぎてかわいいですね。
今後も気が向いたら書いていきます。
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