第２回キム兄杯(郡山ポケモンカード大会)　フェロマッシ単

？？？「レシリザはおらん，フェロマッシを握っても大丈夫やぞ...」

1.はじめに

こんにちは，CideRと申します。

2019年5月4日に行われたキム兄さん主催の第２回郡山ポケモンカード大会に参加してきました。
今大会の対戦形式は予選スイスドロー４回戦で，その後，それぞれの順位に応じてトーナメントを行うといったものでした。２５分経過時に試合が終わっていない場合，エクストラターンを１ターン追加し，サイドの少ない方が勝ちになります(それでもサイドが同数の場合は両者負け)。また，同じ勝率の中での順位決めでは取ったサイドの枚数を参照しました。取ったサイドの枚数が同数の場合取られたサイドの枚数を比較します。
結果は，予選３勝１敗で８位抜け，その後５～１２位決トーナメントではトーナメント内３位になり総合７位となりました。

2.「第２回郡山ポケモンカード大会」使用デッキリスト

当日に使ったデッキリストは以下の通りになります。

3.「第２回郡山ポケモンカード大会」のマッチング，環境

予選　参加人数２８人
１回戦　ゲッコウガ＆ゾロアークGX　○　１－０
２回戦　レシラム＆リザードンGX　×　０－６
３回戦　ゾロアークGXモルフォンGX　○　４－３
４回戦　シャンデラ　○　６－３

予選結果
３勝１敗　予選８位通過(とったサイドの枚数１１枚)

５～１２決トーナメント
１回戦　ギラティナ＆ガブリアスGX　○　６－０
２回戦　レシラム＆リザードンGX　×　０－６
３回戦　ルガルガンGXゾロアークGX　○　６－０

トーナメント結果
２勝１敗　トーナメント内３位

総合結果
５勝２敗　総合７位

第２回郡山ポケモンカード大会に参加する上でフェロマッシ単のデッキを使おうと決めたきっかけを以下に書いていきます。

スカイレジェンド発売以降のシティリーグではウルネクやルガゾロ，ジラサンなどが上位で結果を残し，上位でレシリザやズガドーンGXの炎ポケモンらの減少が見られました。しかし，それでもまだまだ炎ポケの数が多いと思い，また，様々なTAGTEAMがいると思い，TAGTEAMをワンパンできるデッキを握るつもりでした。候補にあったのは福ちゃんでも使用したズガドーンGXと３か月ほど前にはやった非GX型のクワガノンです。

ズガドーンGXは先日福ちゃんで使用したばかりなので，今回はクワガノンを握るつもりでいました。しかし，２進化デッキなので動きだしが遅いこと，特にジラサンにサイドを先行されサイドが追いつきにくいことが気がかりでした。(要は不利マッチを踏まなければ良いと。)
また，シティリーグのように，上位卓ではウルネクやルガゾロ，ジラサンの割合が高そうなので，勝ち上がるにはそれらのデッキ相手に高い勝率をキープできるデッキではないといけないと思い，クワガノンを使用することに少しの迷いが出ました。

そんな中，大会の２日前の夜中にフェロマッシ単を持っていくことになったあることが起こります。その日はクワガノンのデッキを組み，完成させて一人回しをしていました。満足したのですっと寝たのですが，夢の中でお告げが聞こえてきました。

？？？「炎はおらん...，炎はおらん...」

？？？「フェロマッシがおるじゃろ...」

私ははっと目ざめその場でフェロマッシを組み始めました。炎がいない環境といえばCL千葉の環境で，その中で優勝したフェロマッシ単は炎さえいなければ不利が少なく，まだまだやれるポテンシャルがあると感じていたので，優勝者のフェロマッシを参考にしながらデッキを組みました。ちゃんと調整をしたのは次の日です。一人回しや上位プレイヤーの回し方を参考にしながら煮詰めていきました。

実際，大会ではレシリザがそこそこ多くあっさり焼かれました。対策として積んだじゃくてんほけんはほぼほぼ意味がなく，フレアストライク230点＋はちまき30点や６エネつけてダブルブレイズGX300点などで突破されたため，レシリザだけを見るなら「こだわりハチマキ」＞「じゃくてんほけん」だったと思います。
また，縦引きしたいと思う時が多くあったのでサポートの調節が必要だと感じました。
先行１ターン目に限りですが，リーリエにさわれず，ブルーにさわれた場合での殿堂の書はかなり強かったです。後攻１ターン目でも技を打たずに殿堂の書を選択することも２度ありました。
環境はよみ間違いましたがレシリザ以外に負けなかったことは非常に良かったと思います。

以下ではマッチングについての詳細を記載します。

予選１回戦　vsゲコゾロGX　○　１－０　もももさん
お相手は３回ほどマリガンをしていた。その中にごうよくしんかのサメハダーがいたため，ゲコゾロGXと予想できた。
お相手は先行１ターン目に場にバトル場のキバニア１体だけしか並べられず，こちらの手札が多かったためリセットスタンプを打ってターンを返した。
しかし，そのスタンプで手札にビーストエネルギー◇が来たため，ビーエネ◇手張りジェットパンチでお相手のベンチアウトで勝ち。

予選２回戦　vsレシリザGX　×　０－６　もじばけくん
レシリザいないって言ったの誰だよ！！！！！！！！！！！

先行を取ることができ，かつお相手がテテフスタートだったためワンチャンあるかと思う。しかし，後攻１ターン目でしっかりカキを使い後ろのレシリザが育つ。
先行２ターン目で後ろのレシリザを飛ばすことが間違いなくできないデッキなので上技でばらまきつつ２体目のフェロマッシやルザミーネ◇を準備する。
勝つプランとしてはジェットパンチ30点＋エレガントソール190点＋8エネ付きビーストゲームGX50点でサイド６枚取りをするしかないので，(何かアイデアがございましたらコメントなどで教えていただけますと幸いでございます。)必要パーツを集めるが，そううまくはいかずに２体目も焼かれて負け。

予選３回戦　vsゾロアークGXモルフォンGX　○　４－３　キタスンさん
試合前びしょびしょでカチカチなお話をしていた。

ゼニガメのことを考えていたらサポにもポケギアにも触れず，なかなかつらい状況。これに対してお相手の場はそこそこに整う。
無人発電所でなんとかとりひきをふさいでいたがライフフォレスト◇で割られる。しかしこのライフフォレスト◇，フェロマッシの体力をぐんぐんと回復していきその間にこちらも盤面を整える。
コンパンがベンチに並んでなかったので，出できたコンパンをすかさず狩りなんとかつないだ。試合時間ギリギリにサイドを追いついて，エクストラターンでさらにサイドをとって勝ち。

この試合後，同勝率の順位は取ったサイドの枚数で決まると知り，best4入りは厳しいとなかなかの悲しみにつつまれる。この時点で取ったサイドの数が悲しみの５枚。

予選４回戦　vsシャンデラ　○　６－３　たっちくん
お相手ヒトモシスタートでなかなか焦る。
お相手のジラーチにジェットパンチでダメカンを乗せるも２ターン目にシャンデラに進化，ソウルバーナー弱点込み260点でワンパンされる。返しにシャンデラを落とすもサイドの残り枚数が５－３でなかなか苦しい。
しかし，次のシャンデラの準備ができていなかったのでワンパンされはしないと少し余裕を感じる。ビーストリングでエネを集めつつ出てきたヒトモシを狩り、サイドの残り枚数が４－３になる。いっぺんにヒトモシが並ばなかったのが幸い。
この時点でフェロマッシにエネが７枚付いていたので次のターンカスタムキャッチャー２枚でジラーチを呼び出し手張りして８エネビーストゲームGXで４枚取りして勝ち。

５～１２位トーナメント１回戦　vsギラガブGX　○　６－０　Acute氏
お相手のバトル場はギラガブ，こちらはフェロマッシとメインポケモンが並ぶ。
お互い盤面を整えるが，お相手はカラマネロが全く育たずに苦しそう。こちらも手札は９枚だが有効なカードがなく苦しい。しかし，手札が多いことからリセットスタンプを打ってくれたためハンドが超回復する。そのまま手張りでエネが集まっていたギラガブを落としサイドを先行する。
そのあともカラマネロが立たずに，ずっと止まっていたためそのまま押し切り勝ち。

最近めちゃくちゃおもしろく大好きなDNが更新されていないので少し寂しいです...

５～１２位トーナメント２回戦　vsレシリザGX　×　０－６　マンゲツさん
レシリザいないって言ったの誰だよ！！！！！！！！！！！

お相手ルギアGXスタートとこれもワンチャンあるかと思ったがそんなことはなかった。バトル場だけだとGX技でベンチアウトされる可能性があったので，むしろプレッシャーになり気を付けて立ち回る必要があった。
この試合もビーストゲームGXで６枚取りを狙うが，その途中で６エネダブルブレイズGX300点で２体目のフェロマッシが焼かれ負け。
単構成だとかなり苦しいのでムウマージ型にしてユキメノコを入れユニットエネでエネ共有させようかしらと今思いました。

５～１２位トーナメント３回戦　vsルガゾロ　○　６－０　さきのさん
ピカゼクかなと思ったらルガゾロでした。
こちらが先行１ターン目に無人発電所をおいて牽制する。お相手のテテフは置物になったがリーリエなどを使って後攻１ターン目にゾロアが３体並ぶ。
返しにビーエネ◇を引いたのでジェットパンチで前を倒しつつ後ろのゾロアに30点乗せる。
お相手はゾロアークGXがなく数ターン止まっていたため，フェロマッシがゾロアを倒すマシーンになりそのまま押し切り勝ち。

4.終わりに

大会の企画や長い時間の運営などに携わってくださった皆様，本当にありがとうございました。とても楽しく良い１日になりました。次回も都合が合えばぜひ参加したいと思います。
また，対戦してくださった方々，交流していただいた方々，ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。