レシゼクGXDEKKI_

第3回福ちゃん レシラム&ゼクロムGX

突然ですが,僕は五女推しです。


1.はじめに

こんにちは,CideRと申します。

2019年8月25日に行われた第3回福島チャンピオンズリーグに参加してきました。第3回福島チャンピオンズリーグは公認イベントとして行われ,参加者は過去最高の86人にも上りました。
今大会の対戦方式は前回大会同様に,予選スイスドロー5回戦で,その後,予選上位16位までが決勝トーナメントを行うというものでした。
今大会の予選では5-0で予選を全勝し1位抜け,決勝トーナメントでは準決勝敗退で総合4位でした。

以下,10000文字を超える長文になっております。読み苦しいところもあるかと思いますが,時間がある際に最後までお付き合いいただければ幸いでございます。


2.「第3回福ちゃん」使用デッキリスト

当日に使ったデッキリストは以下の通りになります。

画像1

ドリームリーグのカードリストが公開され,レシラム&ゼクロムGXを見た時,僕は「つっよwwwwなんだこれwwwうひょwwwうぇうぇ」と思いました。
そこで,ドリームリーグが発売する前に行われたPokéCaféでプロキシをつくりデッキを組んで持ち込みました。自分のほかにも発売前にも関わらず,プロキシでデッキを組んでいた方が多数いたので,そこそこ注目されていたと思います。

発売された直後のレシゼクGXは,チャージアップのアーゴヨンと組み合わせるいわゆるアゴ型がメジャーでよく使われていましたが,自主大会などで上位成績を残したレシゼクGXはほとんどおらず,サーナイトGXの台頭などにより数が急激に減り徐々にメタ外の存在になってしましました。

書いてあることは強いのに・・・と思い,諦めずレシゼクGXの様々な型のデッキを組みいろいろ試した結果,上にあるようなカキ,溶接工型のレシゼクGXが完成しました。

レシゼクGXの強い点として他と差別化できるところは,お手軽に270点出せることが挙げられます。この270点は環境にいるほぼすべてのポケモンを1撃で倒すことができる打点の高さです。しかもこれを連発することが可能です。
しかし,技を打つのにエネが2色必要であることや,連発こそできるが安定して技を使い続けることが難しいという弱点もあります。

実際に組んでみて使用したレシゼクGXの型は,
1.雷軸アゴ型
2.炎軸アゴ型
3.Nの覚悟型
4.カキ,溶接工型
の4種類です。

アゴ型では,アーゴヨンのチャージアップによりエネを安定してつけることができる反面,始動が遅いという弱点があります。特に先2,後2でらいえんむそうで270点を出したい時が多く,よほど上振れしないと2ターン目に270点出すことはできません。
雷軸ではゲーム後半でカプコケコGXのGX技奇襲の恩恵を受けることができるという利点があります。炎軸では溶接工を使ってエネ加速をすることができます。
アゴ型を組んで使用している時にずっと,そもそもズガドーンGXでいいのでは?と思っていました。

次に組んだのはNの覚悟型です。
これはレシゼクGXのGX技の追加効果を狙いに行く動きができますが,Nの覚悟というサポートの性質上,エネルギー加速が安定しないこと,グズマや他のドロサポと合わせて打ちたいことが多いため,そもそもサポ権を使ってしまうことが問題でした。

最後に組んで福ちゃんに持ち込んだのはカキ,溶接工型です。
この型は初ターンにカキを打つため,かなり安定して2ターン目に270点出すことができ対TAGTEAMにはかなり強いのですが,それ以外には弱く安定して技を打ち続けることができないためそれをサポートするポケモンが必要でした。
そこで注目したポケモンはリザードン&テールナーGXです。このポケモンのおかげで対非GX系のデッキにも強く出れるようになり,見ることができるデッキタイプの幅が格段に広がりました。


以下では採用したカードについて個別で解説します。

レシラム&ゼクロムGX 3

メインアタッカー。
エネ管理の問題さえ乗り越えれば,お手軽に270点を連発することができ,環境にいるTAGTEAMを1撃で倒すことができる。対TAGTEAM戦では2枚使いたいのでサイド落ちをケアして3枚採用した。


リザードン&テールナーGX 1

対非GX戦用のメインアタッカーであり優秀なエネタンクでもある。
エネは重いが,1エネでもついていれば溶接工で即起動できることが多い。カキでエネ加速した後,3エネトラッシュらいえんむそうで1エネ残ることがほどんどであるため,起動させやすい。めったにないが手札から手貼り+溶接工+せんじんのまいで起動できたりもする。
シャイニーフレアという技は強烈という言葉がふさわしく,180点与えつつ好きなカードを3枚持ってこれる。とても強い。
なお,このデッキ構築ではリザテルGXが1番GX技を打つ機会があり,リカバーがきく強いGX技なので頭にとどめておきたい。


バクガメス 1

基本的には終盤にエネがたまった状態で,溶接工起動をしてゲームを占める役割をもたせた。
ばくふんしゃはらいえんむそうとは違い雷エネの数を参照することができないので注意が必要。こちらもゲーム終盤ではお手軽に高火力が出せる。
非GXが多い環境だったのでアロペルGXやフーパはそもそも切っていたが万が一当たった時もあらがえる1枚。


カプ・テテフGX 2

序盤のカキや中盤の溶接工,終盤のグズマなど状況状況で使いたい場面が多いので,最低限の2枚。今大会の計9回戦ではあと1枚テテフがあったら。。。という場面はなかった。
テテフを増やすのならば優先してデデンネGXを増やしたい。


デデンネGX 1

このデッキはドロー力が低いためサポ権を消費せずデッキを回したい場面が多かった。ボールがドローソースになるのは強い。
デデンネGXがサイドに落ちてしまうと致命的な場面が多々あったのでここはできる限り増やしたい。


マーシャド― 1

もちろん,やぶれかぶれカキを狙うため採用した。
しかし,ただ何も考えずにやぶれかぶれすると縦引きカードが少なく高確率で事故ってしまうため,初ターンにやぶれかぶれするのはジラーチが盤面に出ている時だけと限定して使った。


ジラーチ 2

デッキの安定力を上げるために採用した。積極的に出すカードというよりはこのカードでスタートしたら嬉しいな,もしくはここぞというときの事故回避用として活躍した。
アロベトの数が減っていたが,ギラマネロなどの影響を受けてアブソルの採用が増えているため注意が必要。


カプ・コケコ◇ 1

このカードはそもそもエネがトラッシュに落ちていない序盤に使うのではなく,2体目のレシゼクGXを育てるか,レシゼクGXの火力を上げるために使うようにした。
本来であれば2体目のレシゼクGXを育てるのに使うことをメインとして想定していたが,実際の試合ではレシゼクGXの火力を上げつつテテフやデデンネGXの逃げエネ用としてエネルギーを貼ることが多かった。


ハイパーボール 4

すべてのポケモンにアクセスできるので最大枚数の4枚で採用した。手札に加えてからベンチに出す必要のあるポケモンが多いため,ここは甘えずに最大枚数採用した。


プレシャスボール 3

カプテテフGXやデデンネGXなどにノーコストでアクセスしたいことも多いのでボール系で2番目に多い3枚を採用した。序盤に盤面を完成させてカキを打つことがとても大切なデッキなので,枠があるならここの枚数も増やしたい。


ネストボール 2

ボール系3種の中では一番優先度が低いと感じたため,枚数を抑えて2枚採用とした。もちろん枠があるなら盤面完成の安定性を上げるため増やしたい。


こだわりハチマキ 1

レシゼクGXやリザテルGXが210点のラインまで火力を出せるように調整するために採用した。こだわりハチマキにより1進化GXポケモンにも強く出ることができる。


エスケープボード 2

ジラーチのお供としてジラーチの枚数分採用した。テテフやデデンネGXに着けることでエネのロスなくベンチに逃げることもできる。


ダートじてんしゃ 2

このデッキは縦引きが極端に弱いため,それを補う形で採用した。グッズで山をめくれることはとても強く,山の圧縮にもつながる。
序盤の展開補助などにも使え,今大会を通じてかなり活躍したカード。
ここ2枚を抜く選択肢もあったが,これがなかったらデッキが回らなく勝ち上がれてなかったかもしれない。 
CL千葉の際にあるトッププレイヤーのピカゼクに4積みしてあったのはとても印象的。


炎の結晶 2

らいえんむそうでトラッシュした炎エネルギーを回収し,溶接工で次につなぐ際に使用する。1ゲームで1回は必ず使うなど,かなり重要度が高いためサイド落ちケアもかねて2枚採用した。
むやみに使ってしまうとリザテルGXのGX技が有効ではなくなってしまうので注意が必要。


リセットスタンプ 1

終盤で相手の動きを止めるために使う。
基本的に自分の使ったスタンプはささらないのに,相手が使ったスタンプはめちゃくちゃささるのは不思議。しかし,今大会ではスタンプのおかげで拾った試合もあり大変感謝している。


ポケモンいれかえ 1

枠がなくこのカードを増やせなかったため,安定を考えジラーチを積極的に使うことができなかった。エスケープボードにアクセスできず,ジラーチが逃げられないとそもそもほかのポケモンで技が打てずテンポロスになるため,ここもできることならば増やしたい。


フィールドブロアー 1

ギラティナのシャドーインパクト+ハチマキで160点出されると,後述するグレートポーションをレシゼクGXやリザテルGXに使っても確2をとられてしまうので,それを嫌い採用した。ほかにも厄介なポケモンのどうぐをはがすのにも役に立った。


グレートキャッチャー 1

サポート(主に溶接工)を使ってから相手のGXポケモンを引きずり出すことができるという動きが強く,勝負を決めるときがあるので採用した。
特に対TAGTEAM戦では相手が2体TAGTEAMを育てる前提で考えると次のような理想ムーブをすることができる。1ターン目にカキを使うと相手はベンチのTAGTEAMを育てることが多いので,2ターン目に溶接工+グレートキャッチャーで後ろを狩りつつ場のエネを確保,3ターン目グズマでベンチのTAGTEAMを呼び出しゲームを締めることができる。


グレートポーション 1

中打点デッキを意識して採用した。突然にこちらのポケモンの確定数をずらすことは相手のゲームプランを崩すことができるため非常に効果的である。しかし,スぺネクや前述のハチマキギラティナなどの160点×2はグレートポーションを使っても耐えきることができないので注意が必要である。


シロナ 1

どうしても手札を山に返し次につなげていきたい時にテテフから無理やり引っ張ってこようと思い採用した。ゲーム中盤に打つ時が多かったので,無難に役に立った。


グズマ 2

グレートキャッチャーとの兼ね合いがあったため2枚に落ち着かせた。不用意には切らず大切に扱っていればこの枚数でも十分だと考える。


溶接工 3

特に対非GX戦でアセロラ√などを取ると3枚フルに使うことが多かったため,サイド落ちなどを考慮すると4枚が正解だったのかもしれないが,サイド落ちはするときはするので(3戦目お相手のこだわりハチマキを3/3でサイドに埋めた)深く考えない方が良いのかもしれない。
余裕があれば積極的に打っていき場のエネと手札補充をしていく。


カキ 2

1ターン目にどうしても打ちたいため,2枚採用した。基本的に2ターン目以降は打つことがないが,ここでエネを貯めないと負ける(≒エネを貯めれば勝てる)のような状況であれば2ターン目以降であっても積極的に打つ。実際に今大会では2ターン目以降に計3回打ちどれも勝ちにつながった。


アセロラ 1

ここの枚数が一番難しかった。1枚で足りる???と思うかもしれないが,この構築ではサポートにエネ供給を任せているため,1ターン中にサポートを2枚打てないことから,2枚目以降を実際に使うと,エネが思うようにポケモンに付けられずに技が打てなくなる可能性が高い。
1枚しか採用していないため,相手の攻撃を何回かわし誤魔化す必要があるかを考えながらここぞというときに使う。


ヒートファクトリー◇ 1

基本的にスタジアムが多い環境なので1ターンで割られがちではあるが,3枚ドローは非常に強力で選択肢が増えるので手札に来たら即場に出したい。
炎の結晶もあるので炎エネルギーをトラッシュしても問題なし。


トキワの森 1

雷エネルギーのサーチ手段がこれしかないので大切にしたいが,対戦相手のデッキによってはずっとこのカードが場に残り続けているため,雷エネルギーが場のレシゼクGXについていて,トラッシュに雷エネルギーが2枚落ちていれば仕事量としては十分である。


無人発電所 1

ミュウミュウ,アロペルGX,ゾロアークGX,サナGXアロキュウGX意識で入れたが,ここぞというときに引っ張ってこられずに,今大会では活躍しなかった。
こちらのテテフやデデンネGXの動きが止まるので注意が必要。



基本的なデッキの動きは,対TAGTEAM,GXポケモンにはレシゼクGXを中心に,対非GXポケモンにはリザテルGXを中心に戦っていきます。
初ターンの理想的な動きは,相手のデッキタイプによって変わります。
対TAGTEAM,GXポケモンに対しては
レシゼクGX1体目>リザテルGX>>>レシゼクGX2体目
の順に並べ1体目のレシゼクGXに手貼り(雷エネ),リザテルGXに対してカキを使います。レシゼクGXへの手貼りはエネの枚数配分により雷エネの方がタッチしずらいため手札に両方あった場合は優先して雷エネを付けます。
対非GXポケモンに対しては
リザテルGX>>レシゼクGX1体目≧バクガメス>>>>レシゼクGX2体目
の順に並べレシゼクGXかバクガメスに手貼り,リザテルGXに対してカキを使います。
次ターン以降は場にエネルギーをためこむことを強く意識し,エネルギーを分散させながら2体目のアタッカーをできる限り早く育てます。(コケコGX等に気をつけながら)


3.「第3回福ちゃん」のマッチング

予選 参加人数86人
1回戦 炎軸ミュウミュウ 後攻 ○ 6-3
2回戦 炎軸ミュウミュウ 先行 ○ 6-3
3回戦 ゾロぺルフェロマッシ 先行 ○ 6-0
4回戦 炎軸ミュウミュウ 後攻 ○ 6-3
5回戦 ソルルナギラマネロ 後攻 ○ 3-1(投了)

予選結果
5勝0敗 予選1位抜け

決勝トーナメント
1回戦 スぺネク 後攻 ○ 6-3
準々決勝 ルカメタ 後攻 ○ 6-2
準決勝 レシリザテル 先行 × 3-6
3位決定戦 ソルルナギラマネロ 先行 × 2-6

トーナメント結果
総合4位 

画像2


以下ではマッチングの詳細について記載します。似たようなマッチングが多くごちゃごちゃになっているかもしれないです。ご容赦ください。

1回戦 vs炎軸ミュウミュウ 後攻 ○ 6-3
お相手はリザテルGXスタートでこちらはジラーチスタート。
先1ではお相手ミュウミュウが見えなかったため,レシリザテルかなと予想した。お相手はリザテルGXにカキを打ってターンエンド。
どちらにしてもTAGTEAM相手なのでこちらは後1にレシゼクGX,リザテルGXを並べ,カプテテフからカキを持ってきて使用しターンエンド。
先2でグズマからシャイニーフレア180点でレシゼクGXにダメージを与えたが,後2でお相手のリザテルGXをレシゼクGXで倒しサイドを先行する。
返しにミュウミュウにニコタマをつけソルガレオGXのターボストライクGXをコピーしレシゼクGXを倒されるが,すぐに2体目のレシゼクGXを育てることができたためお相手のミュウミュウを倒してサイドをとり切り勝ち。 


2回戦 vs炎軸ミュウミュウ 先行 ○ 6-3
お相手はテテフ,こちらはジラーチスタート。こちらはお相手の内容がわからなかったが先1でしっかりレシゼクGXとリザテルGXを並べカキを打ってターンエンド。
お相手は後1にミュウミュウをベンチに出しカキをミュウミュウに打ってターンエンド。
そのため先2でグズマでミュウミュウを呼び出しレシゼクGXで倒し切りお相手の場のエネをなくしたため優勢に。
しかしこちらの盤面もエネを使い切り2体目のミュウミュウを倒すことがなかなかできずに苦しい状態になる。
溶接工や手貼りでエネを稼ぎ次のターンにワンダータッチグズマミュウミュウをすれば勝ちな盤面で,なぜか無人発電所を張るという致命的なミスをしてミュウミュウを呼び出せなくなる。そのためお相手に余分な1ターンを与えてしまうが先2の4エネついたミュウミュウを倒せたことが大きかったため,必要パーツをそろえることができずに,こちらがテテフを2回倒し勝ち。


3回戦 vsゾロぺルフェロマッシ 先行 ○ 6-0
お相手はゾロアゾロアメタモン◇が場に並び,こちらはジラーチスタート。
手札が豊富で余裕があり,さらにジラーチスタートだったため,レシゼクGXとリザテルGXを並べた後,マーシャドーを持ってきてやぶれかぶれをした。その後ねがいぼしも含めてカキにアクセスできたためリザテルGXにうちターンエンド。
お相手はワンダータッチシロナから次につなぐ。お相手のデッキはハチマキをまいたリザテルGXで確1が取れるので,シャイニーフレアで回復パーツを持ってきつつスタンプムサコジ対策用に場にエネルギーを貯めるパーツも持ってきた。
お相手はなかなかニコタマにアクセスできないターンがあったためこちらもある程度の余裕があった。
こちらの残りサイドが2枚の詰めの盤面でスタンププルメリを打たれたがトップでグズマを引きベンチのテテフを呼び出してらいえんむそうで勝ち。


4回戦 vs炎軸ミュウミュウ 後攻 ○ 6-3
お相手はミュウミュウ,こちらはジラーチスタート。
お相手は2種類のリザードンGXをトラッシュしつつ前のミュウミュウにカキを打ってターンエンド。
こちらはサポにアクセスできる札がなくレシゼクGX2体とリザテルGXを並べ,ベンチのレシゼクGXに手貼りをしてターンエンド。
お相手はその手貼りしたレシゼクGXをグレートキャッチャーで呼び出し,4エネフレアドライブGXでこちらのレシゼクGXを倒す。
こちらの場にはエネがなくかなり苦しかったが返しのターンに,無人スタンプをうち相手が止まることを祈りつつ後ろのリザテルGXにカキを打つ。
祈りが届いてお相手は攻撃できなかったが,それでもカキを打って2体目のミュウミュウを育てる。この時お相手のベンチは4エネと5エネついたミュウミュウが2体。トラッシュにはぐれんのあらしをもったリザードンGXがいたため優先して5エネミュウミュウから倒しに行った。
お相手はエネルギーにアクセスできれば勝ちだったが有効札を引かず,こちらがもう1体のミュウミュウを倒し勝ち。


5回戦 vsソルルナギラマネロ 後攻 ○ 3-1(投了)
お相手に先行をとられたため,かなり苦しかったが先1でマーイーカが1体も並ばずにターンエンド。
後1でしっかりリザテルGXにカキを打ったがこちらはバクガメススタートだったためなかなか退くことができず前半10分ぐらいはほぼ動きのない状態だった。
リザテルGXで順調にサイドを進めつつ回復札とエネ加速札を回収してうまくこちらのリザテルGXが倒されないように調整しつつカラマネロを倒していった。
ゲーム終盤にお相手はソルルナのめがみのひかりGXを狙ってきたが山札にエネがなくそのまま投了となった。 


決勝トーナメント16人中
5-0 2名
4-1 13名
3-2 1名 


決勝トナメ1回戦 vsスぺネク 後攻 ○ 6-3
お相手はスペネクスタートで先1でマーイーカとジラーチが並ぶ。テテフから展開していたたため,こちらが最速でサイドを取りきるためには後6ターン目までかかってしまう。回復札を打たないと先5で負けてしまう可能性があるので,うまく相手の攻撃を2回かわさないと勝てないことをお相手の展開中に考えていた。
こちらは後1でリザテルGXにカキを打てたので初ターンの動きとしては問題なし。
先2でうまくエネがつかずお相手はバリアアタックを打ってきたため,後はアセロラ回収√を辿れば2回分の攻撃をごまかすことができ,そのまま詰めていけるため場にエネを集めつつバトル場のスペネクを倒す。
しかし,ソルルナGXのめがみのひかりGXを追加効果ありで打たれるとお相手も1ターン誤魔化すことができるためかなり苦しいと思ったが,うまく噛み合わずソルルナを出すことはなかった。こちらのエクストラターンにサイドを取りきり勝ち。
のろいのおふだでの打点調整やグズマの枚数次第では,こちらが負けていた可能性があったためなかなかハードなマッチアップだった。


準々決勝 vsルカメタ 後攻 ○ 6-2
お相手はルカメタスタートでこちらはデデンネGXスタート。お互い立ち上がりは悪くベンチにポケモンが並ばなかった。
こちらはお相手に張られた無人発電所がきつくサポートにアクセスできなかった。なんとかしてリザテルGXを並べるも,エネが加速できず手貼りをしてターンを返していた。
お相手はフルメタルウォールGXを素早く切ってきたがこちらとしてはリザテルGXにエネがたまった状態で打たれるほうが嫌だったため,むしろ余計な心配をせずにエネを貯めていけた。
こちらのエネ加速パーツがそろうまでアセロラなどで持久戦となったが,溶接工などを絡めてこちらが技を打ち始めるタイミングでフィールドブロアーを打って無人発電所とバトル場のルカメタについていたフライパンをトラッシュしてシャイニーフレアでお相手のルカメタを倒した。
お相手は返しにランドロスで技を打ち2体目のルカメタを育てていた。お相手がトップでフライパンにアクセスできなければグズマでルカメタを呼び出して勝ちの盤面だったが,見事フライパンを引かれルカメタを倒し切ることができなかった。
こちらはリザテルGXのシャイニーフレア180点でフライパンルカメタを確2をとれていると勘違いをして技を打ったがー60点されて120点しか与えられず,さらにグレートポーションで50点回復されたため,ハチマキ込みでもHPが260を2ターンで突破できなかった。
そのため次のターンバクガメスを育てようとパーツを集めに行った。
お相手のルカメタの残りHPが190だったので250点与えればよかったため,残りの山の炎エネルギーを確認しつつ溶接工で2エネをバクガメスにつけて,デデチェンジで手貼り分のエネルギーを探しに行くもヒットせず。しかし,ダートじてんしゃが手札にあったためもう2枚山を掘って炎エネルギーを手札に加えてバクガメスに手貼りをして5エネトラッシュ250点でルカメタを倒し切り勝ち。
シャイニーフレアで持ってくる札の内容やデデチェンジをする前に山を圧縮するなどまだまだ改善できることが多いと感じた1戦でした。最後のターン時間ギリギリなのにだいぶ長考をしてしまいました。すみません。。。 


準決勝 vsレシリザテル 先行 × 3-6
先行をとれたがこちらはあまり手札が良くなく,エネなしサポなしでネストプレボが1枚ずつあった。手札にエネがあればネストレシゼクGX,プレボテテフ溶接工で展開して行けたが,溶接工が使えなかったためテテフでカキを持ってきて,テテフにカキを打った。対レシリザ戦はテンポで遅れると敵わない相手なのでここは強引にカキを選択した。あと1枚ボールが手札になかったことや,デデンネGXがサイド落ちしていたのも苦しい。
お相手もしっかりレシリザGXにカキを打ってターンを返す。
こちらはトップで解決するしかなかったがそんな簡単に解決できるわけもなく何もできずにターンを返した。
お相手はテテフグズマからこちらのエネのついたテテフをしっかり倒し優勢になる。
こちらもなんとかしてエネを貯め,お相手のベンチにリザテルGXが育っている詰みの盤面からバトル場のレシリザGXをらいえんむそうで倒すも返しにレシゼクGXを倒されて負け。その都度で的確に最も嫌なことをされ続けたため反撃のチャンスがなく完敗だった。 


3位決定戦 vsソルルナギラマネロ 先行 × 2-6
予選最終戦の方と再戦となった。予選終了後にお互いのデッキの内容について話していたため手の内がわかっているゲームになった。
ここまで頑張ってくれたからか,サポなしボールなしエネいっぱいの手札になっていて場にはレシゼクGXのみだったため手貼りしてターンエンドを2度繰り返した。
この2ターンでお相手の盤面はほぼ完成してしまったためひっくり返すことが苦しい状態になった。お相手はねがいぼしからハチマキをしっかりひろってきてこちらの確2が取れる状況を作る。
先3にプレボを引いたためデデンネGXからデデチェンジを打ち手札の回復を狙ったが盤面の完成したギラマネロは強くほぼほぼ手遅れだった。
ソルルナのめがみのひかりGXと合わせて無敵ターンを作られその間にレシゼクGXとリザテルGXを倒されて負け。 


ドリュウズやサーナイトGXにはそもそも不利であると感じていますが,山札トラッシュや2進化故の事故りやすさがあり,マッチアップした場合は全力でやぶれかぶれをしてテンポをとりに行くつもりでした。
こちら側が順調にデッキを回していけば勝てるデッキと,順調に回しても勝てないデッキの線引きは非常に重要だと思います。 明らかに不利をとるデッキにはやぶれかぶれをして相手の展開を妨害することも大切だと感じます。

今大会では順調に回して勝てるデッキには手堅くリスク控えめでゲームプランを立てていけましたし,想定していた明確に不利をとるデッキには当たらなかったのでマッチ運は良かったと思います。


4.終わりに

今大会は,今までの最高成績だったベスト8を超えるという目標を達成できてすごく嬉しかったです。しかし,上位卓で勝ちきれないことは継続しているので次こそは準決勝を超えて,決勝の舞台に立ってみたいです。少しずつではありますが成績を伸ばせているのでコンスタントに勝っていけるプレイヤーを目指していきたいと思います。また,プレイングが丁寧で強いプレイヤーはとてもかっこよく見えるので是非マネをしていきたいなと感じました。

最後になりますが,全体を合わせたら100人に届くような人数の対応をしていただいた運営やジャッジの皆様,ありがとうございました。運営やジャッジの皆様の仕事ぶりや対応をみているとただただ感服いたします。重ねて御礼を申し上げます。
また,交流していただいた皆様ありがとうございました。今回もとても楽しく充実した1日になりました。

ありがとうございました。

画像3


第0回福ちゃん ベスト8
第1回福ちゃん ベスト8 FCP30
第2回福ちゃん 64位  FCP 5
第3回福ちゃん ベスト4 FCP50

累計FCP85


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