文章力と矛盾

語彙力が正義だと信じてひたすら美しい言葉を漁ったこともあったけど、それが自己満足だと気付くのに結構な時間がかかってしまった。
貴重な人生を無駄にしたとまでは言わないが、あくまで人生を生きる上では、必須ではなく予備知識の一つでしかない、というのが僕の解釈です。

まず伝わらない。そして、相手は別に悪くない。
手前味噌だけど、とか言っても鼻につくだけ。大手を振って「今から自慢するけど」と言った方がまだマシ。で、自慢するなよ大した人間じゃないんだから。

また、言葉自体の強さを扱いきれてない場合もある。
野球に例えると、中学生のくせに木製バットに手を出した溝脇と同じこと。重た過ぎる言葉やバッドを扱うには、技術や力があって初めて効力を発揮する。

しかし、自分の語彙力と相手の理解度は同じ軌跡を辿ってくれない。
それもそのはず、相手は簡単な言葉で理解しているので、それ以上に難しい言葉を使うのは効率が悪い。

結論
文章力と語彙力でかっこつけようと思うくらいなら、余力で新しい話をした方がいい。

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