ベターコールソウルをまた見返しながら

確かに、ジミー(ソウル)は、近道をしようとする。そしてまた、悪知恵が働いて、行動力もあるから、すぐにやってみる。そして、危ない橋を渡りながら、なんとかやっていく。

それを、優等生の兄のチャックが妨害するのだ。ジミーが可哀想に思えてしまう。ジミーは、チャックに反抗しながらも、チャックを尊敬し、チャックに認めてもらいたい一心で、いつも、いつも、頑張っているのだ。でも、ジミーの気持ちは、チャックには、届かない。いつもいつも。

だけど、兄のチャックの考えもわかる。結局は、ジミーを愛するがゆえの、妨害なのだ。犯罪スレスレなのが、エスカレートして、警察沙汰になるか、または、路頭に迷うか、そんなジミーが心配なのだ。

軽く、軽く、
何事もなかったように、危ない橋を渡るジミーが心配なのだ。キムもそうなのだ。愛するがゆえに、ジミーが心配なのだ。

人は、誰でも歳をとるし、繁栄している時代も過ぎていく。元気で、前に、進んでいく時代を過ごして、歳をとって、老後と言われる時代になった時、自分は、何を思い出すのだろうか。

もうすでに、シニア世代の入り口にきてるけど、まだ、元気で、できることがある。これから、自分らしく、何をしようかなぁ。そんなふうに、思える、ドラマだった。しみじみと、やるせない、悲しみが押し寄せてくるようなドラマだった。

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