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空腹時に食べるとは

生物的な空腹 Biological hunger

「私はエネルギーが必要です!私に食べ物をください!」
シンプルに体がそういっているとき。

この時の空腹が、食べるべき空腹です。

感情的な空腹 Emotional hunger

食べ物を通して感情的なニーズに応えようとするとき。
寂しい、悲しい、怒り、むなしさなどの感情を埋める食事。
食べ物で気分を良くしようとする食事。
ご褒美のための食べ物もふくまれる。

このような食事は、悪い習慣になりやすいです。
本当には空腹ではないのです。
感情を埋めるために食べてしまいます。

味覚的な空腹 Taste Hunger

お腹がすいてなくても、
目の前にある美味しそうなケーキを食べたい
というような空腹です。

美味しそうなものが並んだ
デパ地下で感じる空腹のようなものと思うと
わかりやすいと思います。
食べてみたい、味見してみたいという
本当は空腹ではない空腹のようなものです。

実用的な空腹 Practical Hunger

空腹ではないが、体にエネルギーを与えるのが
良い考えだとわかっているとき。
スケジュールに合わせた、実用的な食事。

ライブコンサート、映画を見に行く
会議がある、仕事があるなど
スケジュール的に考えて
すぐ先の未来に合わせて食べたりするとき
先読み空腹感のようなものです。
これは、すぐ先の未来の
極度の空腹を避けるために
必要な場合もあるでしょう。

極度の空腹と極度の満腹を避ける

現代人は食べ過ぎです。
不調や、太り過ぎ
病気などは
食べ過ぎが原因です。
心地よい空腹感を楽しむように
心がけましょう。

とはいっても
適度に食べるのが難しかったりしますよね。
極度の空腹と極度の満腹を
避けるだけでもいいでしょう。

極度の空腹とは

例えば自分にとって
無理な断食、プチ断食など。
または食べる時間がなくて
お腹が空きすぎてしまう状態です。

必ず反動がでて、
食べ過ぎるという結果になります。
断食、プチ断食は、
精神的な考え方のチェンジくらいに考えて
心地よい空腹感を意識してみるといいでしょう。
個人差があるので
自分が、自分の先生となって
体の声を聞くようにしましょう。

極度の満腹とは

明かに食べ過ぎの状態です。
年末年始やパーティなどでの
お腹いっぱいだと感じているのに
さらに食べ過ぎてしまうほどの
極度の満腹です。

常に満腹、お腹いっぱい食べていると
どのくらいの量が自分にとって
ちょうどいい量なのかさえ
わからなくなってしまうので
それこそ、今ここを意識して
ちょうどいい満足感のある
満腹感を感じるようにしましょう。

適量食べるには練習が必要

自分にとってちょうどいい量を食べるのは
難しく感じると思います。
練習と思ってトライし続けると
出来るようになります。
自然に、食べたい物を
ちょうどよい量食べて
太りもせず、痩せもせず
食べ物に関してのストレスがなくなる状態は
素晴らしいです。

人間ですからはみ出しますけど。
常に、ちょうどいい量を
模索していくのがいいかなと思います。
その教科書はなく
自分の感覚
自分の心地よさ
自分の体の声を聞いて
練習して、経験していくことが
必要になっていきます。

このような考え方を
直感的食事と言います。
intutuitive eatingといいます。
元祖はこちら。


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