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teen

大通り沿いのちっちゃな畑で向日葵が下を向いて揺れてる
地面なんか見ても太陽は無いのに何してんだろってソレ鏡に映る自分だった。

向日葵を揺らした風が肌を撫でる
首につけた香水が香る
嗅がせる相手なんかいないのに。

なんで素直になれないんだろう。
あの人にあって自分に無い物を妬んで、
これも試練だとか考えるようになった
そうでもなきゃ自分が歩き続ける理由が無くなってしまいそうだから、
ほんとうはあの人が羨ましいし
自分だって憧れる側になりたい。

でも自分はいつも素直じゃなかった
素直なのはプレイリストだけだった

何が正解なのか分からず彷徨ってる

こんな馬鹿な気持ちを歌にしたら笑うだろう
なんて弱いやつだと 相手にされないだろう

(teen's/andymori)

何もかもが満たされない少年は微笑んでいる

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