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藤井風さんのheal the world

昨日、藤井風さんによるフリーライブが行われた。無観客の日産スタジアムからの中継だった。

伸び伸びと演奏する風さん。
スタジアムに、繊細で、力強く、ユニークな歌声とピアノが響き渡る。

そして、訪れた。
あまりに、あまりに素晴らしい演奏が。

マイケルジャクソンのHeal The Worldを風さんがカバーした。

この時代に、まさに必要な歌。
「みんなが、幸せになれるように」という風さんの想いがピアノから、その歌声から溢れてくる。

「地球を愛そう。子供たちにとって素晴らしい世界にしよう。より良い世界を、つくろう」という愛のメッセージに溢れたこの歌を風さんが歌ったことにはとても大きな意味がある。

本当に必要な音楽を必要な時に。
本物の音楽はこうやって受け継がれていく。

世界で対立が進み、何が正しくて何が世界をおかしくしているのか、誰を信じたらいいのか、どう生きたらいいのか。

そんな混沌とした世界に必要なのは、こんな愛と癒しと気づきの音楽だと思う。

Heal the world
Make it a better place
For you and for me and the entire human race
There are people dying
If you care enough for the living
Make a better place for you and for me


本当に良い世界をつくりたいんだ。みんなが愛に溢れて人に優しくなれる世界。子供たちも大人たちも輝く世界を。創造に満ちている世界を。

そんなマイケルジャクソンの想いを、時代を超えて、風さんが紡いでいく。

自分自身のために、あなたのために、子どもたちのために、そして世界のために、地球のために、いま、私たちは、愛を呼びかける声を聴き、応える。私たちはみんな兄弟だから。きっと繋がれるはず。共感しあい、素敵な世界を創っていける。

風さん、この曲を歌ってくれて、本当にありがとう。想い、届きました。

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