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コーポレートサイトを新しくしました

こんにちは、CIAL代表のとつです。

コーポレートサイトを新しくしました。以前のしっかりちゃんとしたサイトより、もっともっと削いで、CI/BIデザインにぼくが感じている楽しさと、大切だと思っている部分だけを伝えれるようにしました。

以前の、事業の拡大を前提に頑張っていた頃のコーポレートサイトも、大好きでした。その頃のCIALの体に馴染む、本当に良いサイトだった。加藤大雅くんがエディターとしてサイト全体の構想や文章を整理してくれながら、使ってくるほどに馴染んでくるようなCIALのロゴもつくってくれたまひろくんがデザインをしてくれて、長らくCIALをエンジニアリングでも支えてくれた悠汰が形にしてくれた愛情の込もったサイトでした。

とても思い入れのあるサイトだし頑張ってつくったので、変えてしまうのに抵抗もありました。それでも今の自分の感じていることに追いついてきていないと感じる部分も多くなっていたので、新しくする以外にはないだろうと考えていました。

デジタルはどんどん流れていく。とにかく流れるスピードが早い。100年前の本は読めるのに、10年前のWebサイトは見れない。昨日つくったものが明日には変わっていたりする。その移り変わりの速さがデジタルのよさだったりもするけど、寂しいなと感じることも多い。

なのでぼくの気持ちが済むまで、以前のサイトも残してみようと思います。バージョンを刻んでいくように、人は常に変わっていくし、人の変化についてくるように会社を変えていきたい。その印をデジタル上でも少しでも多く残していけるようになったらいいな。

これまで範囲問わず様々なもののデザインをさせてもらってきた中でも、CI/BIのデザインはとてもぼくの性に合ってるんじゃないかと感じています。

CI/BIでは、ロゴを中心にしてビジュアルでの展開の想定をつくっていくのですが、

① 内面を深く掘っていくのが好き。客観性よりも主観性の話をききたい
② つくったものの展開によって面白さがどんどん出てくるものが好き

という2つの要素によってCI/BIが体と頭に合ってるのかなと思っています。

「みんな分かる」ことよりも「あなたにしか分からない」ということを大切にしたいし、それが特殊性であり、特殊性は個性でもあって、さらにそれは個人の才能に結びついている。ぼくは人それぞれに必ずあるそういうものを感知することができるような気がしています。

自分のその才能と技術を活かせる1つの仕事が、CI/BIづくりなのかもしれない。大切なことの奥の方まで踏み込んで、印をつけておく。その印が、色々な現実のこととの折り合いをつけていく必要がある社会と関わる活動の中で、ことあるごとに本当に自分が大切にしたかったことに引き戻してくれる。そんな仕事がしたい。そんなものがつくりたい。

そんなことを考えていたから、自分と誰かへの勝手な宣言としてサイトのリニューアルをしたのでした。

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