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気になる水道代が高くなる原因

はじめに

 2ヶ月に1回支払う水道代…皆さんはどのくらいの額を支払っているでしょうか?

 全国平均から見て、ご自身の世帯の水道代が高いと感じるご家庭は、水道代が高くなってしまう行為を知らず知らずにやっているのかもしれません。

 今回は、水道代が高くなってしまう行為や節約のポイントを解説します。

1ヶ月の水道代の平均額は約4,000円〜5,000円

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 皆さんのご家庭の水道代はどのくらいですか。

 水道代は2ヶ月に1回請求書が送られてくるため、1ヶ月の水道代は請求書に記載されている金額の半分です。

 全国平均を調べてみると、1ヶ月の水道代の平均額は約4,200円でした。

 しかし、これは世帯人数関係なく、総世帯の平均額です。

 単身世帯の平均額は約2,100円、2人以上の世帯では約5,100円が平均額です。

 したがって、2人以上の世帯では、2ヶ月分の支払額が約8,000円〜10,000円であれば、水道代が平均的であると言えるでしょう。

水道代が高くなるので、やるべきではない行為4選

 もしも水道代が平均額より高い場合、無意識のうちに水道代が高くなる原因をやってしまっているのかもしれません。

 ここでは水道代が高くなってしまうやるべきではない行為を紹介します。

1.シャワーのお湯を出しっぱなしにする
 「温かいから」という理由で、体を洗っている時や頭を洗っている時など、シャワーのお湯を出しっぱなしにしていませんか。

 大人が気をつけていても、子どもがシャワーのお湯を出しっぱなしにしているというケースはよく見かけます。

 シャワーのお湯を出しっぱなしにしていると、その分、使っていない水を無駄にしていることになるため、当然ながら水道代が高くなってしまいます。

2.トイレの水を毎回「大」で流す
 トイレを使用する際、毎回特に何も考えずに「大」のレバーで水を流していませんか。

 実は、「小」と「大」では使用する水の量が大きく違うため、毎回「大」で流していると水道代が高くなる原因となります。

 トイレで小便をした場合は、「大」で流す必要はありません。

 「小」レバーで水を流したり、最近のトイレに搭載されている「eco」で流したりすることで節水することができます。

3.食器に汚れがついたまま食洗機に入れる
 最近は食洗機をキッチンに導入しているご家庭が増えてきました。

 普通に洗うよりも適量の水を使って食器を洗ってくれるため、節水につながりやすいとされています。

 しかし、食器に汚れがこびり付いた状態のまま食洗機に入れてしまうと、その分、多くの水を使用しなければいけません。

 すると、せっかく食洗機を使っていても、大量の水を使わなければいけないため、水道代が高くなってしまうのです。

4.食器を洗う際に水を出しっぱなしにする
 食洗機ではなく、手で食器を洗う際、水を出しっぱなしにしていませんか。

 特に冬場などは、寒いからとつい温かいお湯を出しっぱなしにしたくなりますが、これも水道代が高くなる原因の1つです。

 また、食べ終わった後に汚れがついた食器を水に浸けずに長く放置していると、その分、多くの洗剤や水を使用することになります。

 食べ終わった食器は、洗い桶などを利用して、水に浸けておくと節水・洗剤の節約につながります。

あまりにも水道代が高い場合は水漏れの可能性も

 突然、あまりにも水道代が高額になったという場合、どこからか水漏れしている可能性が考えられます。

 そのまま放置していると、どんなに節水を心がけていても、毎月大量の水が排出され、どんどん請求額が高額になっていきます。

 少しでも「突然水道代が高くなった。おかしい」と感じた場合は、まずご家庭の蛇口を全て止めた状態で水道メーターを確認してください。

 蛇口を全て止めているのにメーターが動いている場合は、どこからか水漏れしているサインです。

少しでも水道代を抑えるためにできる節約ポイントは?

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 水道代を少しでも節約するために、私たちはどのようなポイントに気をつけるべきなのでしょうか。

 できる部分から節水を意識することで、高くなってしまった水道代を抑えることができます。

●小便時、トイレの水は「小」レバーで流す
●小さなお子様がいる場合は家族一緒に入浴する
●水を使う必要がない時はシャワーを止める
●節水シャワーヘッドを活用する
●お風呂の残り湯を洗濯の「洗い」と「すすぎ1回目」に使用する
●食器を食洗機に入れる前にある程度きれいにしておく
●洗い桶に水を溜め、食器を溜め洗いする
 いかがでしょうか。

 いきなり全てを実践しようとすると負担になってしまいますが、少しずつできる範囲で意識していくことで、無理なく節水することができますよ!

最後に

 ポイントを押さえて水道代を節約しよう。
 水道代はちょっとしたポイントを押さえるだけで節約することが可能です。

 しかし、明らかに突然水道代が高額になった場合は、水漏れしている可能性が高いです。

 水道メーターを確認し、水道局などに相談しましょう。



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