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世界の金融市場に再び火種が、リーマン危機の再来の危険性

世界的な金融危機を招いた2008年9月の米金融大手リーマン・ブラザーズ破綻から今日、9月15日で15年になります。
少なからず、多くの方々の記憶にまだ残っていることだと思います。
ある意味、この出来事が日本経済をどん底に落とし込んだきっかけになるからでしょう。
新型コロナウイルス禍を含む度重なる危機対応で世界の債務は膨張を続け、金利上昇への耐性に不安を残しているところに、メガバンク(巨大銀行)の規制強化の裏側で規制の緩かった地銀やノンバンクにリスクが蓄積しています。
そこに金融システムの安定を脅かす火種も随所にくすぶる巨額な対策費を考えると、ノンバンクなどの資金繰りや不安を感じてしまう。

リーマン危機後、米連邦準備理事会(FRB)をはじめ各国中央銀行は経済を支えるための対策を講じているも対策が充分に行えない可能性がある様です。
そうなれば、今以上に経済危機が訪れ、各国の政府がどこまで国民を守ることができるのかが、疑問になります。


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