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BAHCOの斧 FGS-810 少し変形してたのをフラットに研ぐ

山仕事で使う斧のストックに、中サイズの斧がある。
「BAHCO」の斧 FGS-810、枝打ち斧の分類になる。
通販で5千円以内で買えるのはうれしい。

柄の長さ81cm、重さ1.8kg。
振り上げるのも苦では無く、愛用している。
竹の気根を切ったり、芽吹きと成長が早いムクノキの幼木を根から切り取ったり、下草刈り作業の一環で便利がよい。

左の大きい方

少し前に、これよりはずっと小さい斧を薄刃に加工した。
(↓ こちら)
https://note.com/chy_farm/n/n1f4bdd6a5b09
断然よくなったその切れ味に、こっちの大きい斧にも加工してみたくなった。

斧の刃を上にして、柄を下に立たせる。
刃をこちらに向けて、右側の面にスケールを当てると、だいたい直線か、少し凹面になっている。

次に左面を観る。
こっちは凸面といってよいくらいふくらみがある。

このふくらみを研削して、直線にしたい。
デザインはこのように。

研削した。

左面の直線度を観てみよう。

まずまず切れ味が良くなった。
刃のベベル面を鋭角に変更したから、木の節をヘタに切ろうとするのは禁物だ。節は堅いから、よほどの腕前にならないと、斧の刃が欠ける。

これでしばらく使ってみよう。

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