夜というのに派手なレコードかけて
昨日は恩人の命日だった。ぼくが東京に住み始めて一年半ほどぶらぶらしていた頃(十年前)にひょんなことから働きはじめた広告制作会社の社長だ。亡くなって五年になるが「今年はコロナもあるので会社としては献杯の行事は自粛することにした」と言う旨の連絡は数日前に来ていた。来年、盛大に七回忌をする予定だという。
死んだ日を「命日」と呼ぶのはなぜだろうか。命の日。であるならば、生まれた日だって命日だ。英語で訳すとDeath day,または death anniversary,となるが、アニ