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【意見箱】

学級委員長になり、クラスに意見箱を設置した。 クラスの誰でも気軽に言いたいことを言える場所を作りたかったからだ。
数日後、意見箱を開くと2枚入っていた。
はじめての意見だ!
ドキドキしながら 読むと、
「朝、家で 朝ごはんを食べてくるけど、学校に着いたらお腹がすいています。どうしたらいいですか?」
2枚とも同じ内容だった。
ぼくは、担任の先生に相談へ行った。
コロナ禍で学食が使える時間がお昼だけと決まっていたが、5月のゴールデンウィーク明けから朝の7時から学食が開くようになる。
(コロナが5類に引き下げられるからだ。複雑な気持ちだ)
校長先生が、朝ごはんを家で食べれなかった生徒たちが食べれるように朝から開けると言っていた。学校に着いてお腹が空いていたら学食へ行けばいい!
ぼくは、学食を利用して欲しいと黒板に書き、意見をくれた人へと返事を届けた。

数週間後、生徒会長になりマニフェストに書いた公約通り、中学校の全生徒が気軽に意見が言えるように意見箱を設置した。
翌日、鍵を開けてみると3枚入っていた。
「売店のポテトを増量して欲しい」が2枚。「学食のメニューを増やしてほしい」と1枚。
まずは、売店へ交渉へ行った。あっさり了承してくれて、ポテトは増量された。
学食のメニューはコロナ5類に引き下げられたことによりメニューが増えた。
解決だ。

これぞ!小さな声を、聴く力。
以上!活動報告だ。



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