環境法令順守を維持するには、変化点管理しよう
前回は、守りの環境経営の一つ、PDCAを活用したコンプライアンス(法令順守)を、廃棄物処理法を例にとって紹介した。しかし、多くの中小企業では、コンプライアンスが適切に実施できているとは言いがたい。
それは、「変化点管理」がうまくいっていないからである。
①法令の改定があった場合、その改定内容が自社に影響するのかが把握できていない。②4M(原材料、設備、人材、方法)の変化があった場合、その変化により、既存の法令の順守項目が自社に適用されるかが把握できていない。
この2つの場合で