【アプリ開発日記56週目】仕事をしながら個人開発はできるか? 現場からの備忘録
今回は仕事とコードの同時並行体験を記録する、そんな回です!
というのも今週の月曜日から、一時的に民間の病院にお世話になっています。そのため今回は「医者と空き時間にコードを書く」がどんな感じか、を今後の自分を考えるきっかけとしても綴っていきます。
ある意味、一番日記っぽい!
結論は一言では言えませんが、
あ、意外と日中体力使うな、アニメ数話見たらそこからコード始める気力も難しく、寝る時間(22時くらい)になる。逆に、夕食後はとりあえずコード書き始めれば、意外と寝る時間まで手も動く
朝6時に起きれば1時間半くらいはできる
今まで使ってきたフレームワークであれば、平日に内容とかざっくりしたデザイン決めて、土日に一気に土台を作れば、平日少しずつでも機能追加できる
新しいフレームワークの導入みたいにアプリ複数作ってある程度理解するのは少しハードル高い
やること決めてないと一瞬で一日終わるので、Todoリスト必須
という感じ。
以下、感じたことをグダグダと書いていきます。本人以外からは、わかりにくくてつまらない内容になってしまっているかもしれません。。。
もともと将来的には、コードなどを活用して業務の効率化や検査精度の上昇、結果的に患者さんと話せる時間や自分の時間、気持ち的にも余裕を持てたらなと模索してきました。全然高尚なものではなく、自分も皆も楽したいという邪な考えですが笑 医療は相手を楽にすることを目指すのであれば、案外方向は似ているのか…?
そして医療業界の電子化はセキュリティなどの技術的な問題だけでなく、エンジニア側の医療の理解の難しさ(こんな便利なのに、なんで導入してくれないの?など)、医療側のデジタルへの抵抗感(もちろん積極的にAIを活用している医師もたくさんいます)やそもそもよく分からないなど、意外とお互いよく分からないという場合が少なくない気がします。なので、まずは自分個人レベルやその周囲だけでも、効果的に使えればなと。
実習なので詳細は書けませんが、勤務時間は医者も同じ8時半~17時15分。業界の基準はわかりませんが、少なくともイメージよりは全然ホワイトでした。働いている先生方も「できるだけ17時までに仕事まとめよう!」とメリハリが印象的。
なので、忙しさは全然異なりますが、少なくとも空き時間、という意味では今回の実習で初めて疑似体験できたからか、働き始めてからのイメージも一気に具体的に鮮明になってきました。大学ではついついテストを考えがちな頭も、「研修医だったらどう行動するだろう?」、国試には繋がらないけれども充実していてやりがいもある実習の時間を過ごせています。
それ故か、この5週間の実習の自分の目標は「研修医の時に使うマイノートを完成させる」こと。「輸液って何をどれ位すればいい?」「救急の対応はどうする?」「不明熱はどの手順で診断を進める?」といった自分の方法を実習中にひたすらメモしています。もちろん実際に働き始めればおかしい点や補足なども山ほど出てきますが、最初の礎は欲しかったので。
すぐそばに本棚があって、そこに「レジデントノート」という研修医向けの本がずらっと5年分くらい並んでいる上わかりやすいので、モチベーションも一気に上がります。テストのときはあんなに医学詰め込むの好きじゃないのに… まだ現場に立っていない若年者の余裕でしょうか笑
本当は写真があればいいんですが、院内の撮影はできないので残せず。これは個人的にも残念ですがすいません。
やっぱり、実際に医者として動かないと気づかない点って想像以上に多い(大学病院で実習生として医師に付いてまわっていても考えなかった見方もたくさんある)ので、システムを作っていく上でも医者の経験は大きなものになりそうです。
ただ大事なのは、医者として働く傍ら、アンテナ張ったりメモするだけじゃなくて形にする、実装していく、試す、は設計は他の人任せでもいいので欠かせないということ。スピードも気づきも全然違う気がします。
難しいことですが、医者として病院で働く、システムを創る人としてコードを書く、両方を1日内で各現場の当事者として行き来することで、気づかなかったという壁の向こうの世界が一気に見えてくる。
果たしてそれが実際にできるかの可能性を鑑みた結果が、冒頭のリストです。さっそく手を動かさないとですね。
今回は技術的な話こそ出てきませんでしたが、将来を考えるにあたって非常に重要な体験になりました。裏を返せば、あと4週間は進捗が非常にゆっくりになるということでもありますが、、、 温かく見守っていただければ幸いです笑
ではでは!
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