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「自分を変える」 4年 田邉光平

「自分を変える」 
4年 法学部  田邉光平

大学最後の部員ブログ、拙い文章ですが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

大学最後の部員ブログということで4年間を振り返っていこうと思う。
1年生の時は、関東リーグ1部最下位。2部降格。2年生の時は、2部で5位。最終節、引き分け以上で、1部参入プレーオフに進めたが、最後の最後にセットプレーから失点をし、1年での1部復帰が叶わなかった。3年生の時は、宮さん(宮沢正史監督)が監督になり(監督交代)、憲剛(中村憲剛テクニカルダイレクター)さんがチームに加わった。結果としては、2部優勝。1部昇格。最後の怒涛の7連勝。個人としても、2部ベストイレブン、アシスト王。結果は充実した1年だったが、内容は苦しかった。4年生では、1部残留。シーズン途中までずっと最下位だったが、逆転でのプレーオフ(一発勝負で来年の中央大学がかかってる試合)での残留。10年ぶり総理大臣杯出場、ベスト8。

私はこの4年間のほとんどの試合に出場した。1年では、降格。2年では、ぎりぎりで昇格を逃し、監督交代。3年では昇格。4年ではぎりぎりの残留を経験した。苦しいことの方が多かったが、こんな波瀾万丈な4年間を中央大学で経験できた。本当に大学サッカーに来てよかったと思える。

この4年間の中でも4年生での1年は別物だったように思う。最終学年。「10番」。今まで番号なんて関係ないというタイプだったのに、見られ方の違いに正直びっくりした。もちろん、「10番」として、結果にこだわらなければならないと思ってはいたが、「10番」だからなに?って感じだったし、その見られ方も好きではなかった。「10番」の役割みたいなのが自然とある気がした。
その中で、4年生の時は、個人としても、チームとしても、上手くいかない時期が多かった。

その時に、意識したこととして、ほんとの意味で100%でやること。誰よりもやる。1番やる。やってなかったわけじゃないけどもっとやる。(言われたからやりはじめたのだが笑)特に守備。守備が周りからわかりやすく、あいつ戦ってるなと思わせることができるから。戻す。走る。切り替え。「10番」が歩いていたら、伝染する。100%でやるなんて当たり前のことだけど、いつの間にか緩んでしまっている。ほんとの意味での100%は簡単には出せないとも感じる。ほんとの100%を出す難しさとほんとの100%でやる大切さを学んだ。そしたら、自ずとチームとしても、個人としてもいい方向に進み、劇的な残留をすることができた。
自分だけにしかできない経験をたくさんできたことに感謝したいと思う。

最後に、1番近くで支え、育ててくれた家族、指導者の方々、切磋琢磨してきた仲間(特にグランパスの同期はほんとにたくさんの刺激をもらいました)、自分に関わってくれた全ての方々、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

来年からはプロサッカー選手として、活躍することで恩返しができる。やっとスタート地点に立てたので、この4年間の経験を活かしてこれからもサッカーを楽しみたいと思います。

◇田邉光平(たなべこうへい)◇
学年:4年
ポジション:MF
前所属:名古屋グランパスU-18
※2024シーズン レノファ山口加入内定

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