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「孤独と充足感」2年 藤田彩佳

「孤独と充足感」
2年 商学部 藤田彩佳

こんにちは。今回部員ブログを担当します2年広報の藤田彩佳です。

初めに、いつも中大サッカー部を応援していただきありがとうございます。
保護者の方やOBの方、サッカー部経由で関わりを持った方から励ましのお言葉を頂くことが多くなり、とても嬉しく思っています。
活動している中で自分の未熟さを感じることがまだまだ多いですが、応援してくださる方の存在を忘れずに大好きな仲間たちと精一杯努力し続けていきます。

去年入部してからこれまでプレスとして沢山の試合で写真を撮らせてもらった。
新人戦は全部入れたし西が丘での中筑定期戦や私の地元で迎えた関東リーグ最終節。
有難いことに1年目から大きな舞台で写真を撮らせてもらえて、本当に貴重な経験をさせてもらった。
1-5から後半ラスト5分で4-5になったことで、写真を撮りながら速報をしていく作業が追いつかなくなり1人であたふたしていたこと。
西が丘で撮影中にカメラの充電が切れて仕方なくスマホのカメラで動画を撮っていたらちょうど1点決まり「(せっかく決まったのに写真撮れなくて)最悪だぁ」とつぶやいたこと。(動画に声が入ってなくて助かった)
最終節の後半にいた場所が日陰で、眼球に突き刺さる風があまりにも冷たくて写真を撮りながら涙を流していたこと。
1年いただけでも色んなエピソードがあって、試合会場に赴くと蘇る記憶に2年目にして懐かしさを感じている。

思えば、入部してからは名実ともにこの部の一員になるために必死だった。
AもB1もB2も全部100%で頑張りたいと意気込んでいた。
今考えれば仕事の量も質も全然だし、100%の頑張りではなかったけど不器用な当時の私にとっては苦しかった。
初めは選手がすごく怖かったし(私がビビり散らかしてただけで優しい選手ばかりです。)、上手に撮れないし、 1人で撮影する孤独を感じていた。
でも、去年の「アミノバイタル®」カップ4回戦が孤独な気持ちを和らげてくれた。
あの試合はプレスとしての初勝利だった。
撮影していてもすごく楽しくて、初めて勝利写真を撮ることができるかもしれないと心を躍らせていた。
ゴールが決まった瞬間の選手たちが感情を爆発させる姿や生き生きとした表情をカメラに収めている間孤独だなんて感じなかった。
1人で写真を撮っているから誰かと喜びの言葉を交わすことは無いし、嬉しい気持ちを分かち合うことはないけれど満たされていくのを感じた。
そして、試合後に選手が私にもハイタッチの手を差し出してくれた瞬間、少しだけ、私もこの部の一員になれているのかなと思うことができた。

このブログの目的のひとつ、自分の存在意義の再確認。
私は、自分の存在意義なんて見失ってばかり。
私はここに必要とされている存在なのか、しょっちゅう自信をなくす。
でも、「あやかちゃん、撮って」と声をかけてくれたりポーズをとってくれる人たちの存在。
私が撮った写真を個人のSNSアカウントのアイコンにしてくれたり投稿してくれたりする人たちの存在。
「あの写真すごく良かったよ」と直接伝えてくれる人たちの存在。
そんな人たちのおかげで崩れかけた自信を立て直すことができている。
苦手なパソコン作業にはしんどくなるけれど、前向きに頑張ることができている。
それに同期のスタッフの存在。
現場ではテキパキと仕事をこなしてかっこいい同期。部活後のご飯でもオフ期間に行った富士急でも一生喋れちゃうくらい仲の良い同期。かっこよくて優しくて暖かいみんなが心の底から大好きです。みんながいたからきつかった時も乗り越えられたし、初めの1年頑張れたよ。本当にありがとう。

これからもっとしんどくなることもあると思う。
だけど、弱い自分に負けないで限られた日々を精一杯過ごしていく。
立ち止まることも後ろに下がることもないように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

◇藤田彩佳(ふじたあやか)◇
学年:2年
役職:広報
出身校:神奈川県立平塚江南高校

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